アイホールダンスコレクションvol.64
照明の藤本隆行、ダンサーの白井剛と川口隆夫、音楽の真鍋大度など、
第一線で活躍する10人のアーティストやエンジニアが集結し生み出した、
インタラクティブなダンス作品。LED照明や筋電センサー、振動子などを用い、
テクノロジーと身体の新たな関係を提示する。 ●公演日時
(開場は開演の30分前)
全公演終了後に、true参加アーティストとスペシャルゲストによる
ポスト・パフォーマンス・トークあり。※a 白井剛×浅田彰(批評家) ※b 藤本隆行×石橋義正(映画監督・「キュピキュピ」主宰) ※c 真鍋大度×石橋素×名和晃平(彫刻家) ※d 川口隆夫×前田真二郎(映像作家・IAMAS准教授)×砂山典子(X ダムタイプ・雑食系身体表現者) ●チケット 一般:前売3,200円 当日3,500円 ユース(25歳以下):2,200円 当日2,500円 [全席自由] ※ユースはtrue電話予約のみ取扱 ●チケット取扱
●お問い合わせ アイホール Tel.072-782-2000 true実行委員会 Tel.090-3532-5924 ● creation members ディレクション・照明: 藤本隆行(dumb type) 振付・出演: 白井 剛(AbsT / 発条ト) 振付・テクスト・出演: 川口隆夫(dumb type) 音響・映像・ビジュアルデザイン: 南 琢也(softpad) 音響・振動・システムデザイン・プログラミング: 真鍋大度 映像・プログラミング: 堀井哲史(rhizomatiks) 機構設計: 齋藤精一(rhizomatiks) デバイスプログラミング: 石橋 素(DGN) センサーシステム: 照岡正樹(VPP) 衣裳デザイン: 北村教子 true〈ニューロンの覚醒のための〉 ふたりのパフォーマー、一人は生きる事を一から見いだそうとするようなイノセントな存在(青年)であり、 もう一人は知や世界との関係を構築していく手助けをするインストラクターである。 舞台の両側には足場がくまれ、その構造の一部である蛍光灯型LEDの明滅とともに振動体として パフォーマーの動きと連動するようになっている。光の変化と空気の震えによってすっかり、 あらたな意識の生成にむけて開かれてしまった空間の中で青年は、自分の見聞きするもの、 身体の動きがおこす現象のさまざまなずれに気づいていく。空間のすべてが彼の知覚や動きに連動しながらずれていき、 別の現実につれていく。舞台はスペクタクルというより、 体の感覚のすみずみを少しずつ刺激しながら覚醒させていく装置の中にいる感じだ。 藤本のニューロンにしみわたるような緻密なオペレーションは、パフォーマーの営為をとおして、 たちあがる現象と自分の知覚との分離、自分の現実の再構築への可能性を痛いほどに美しく伝えている。 長谷川裕子(美術評論)
主催:true実行委員会 共催:アイホール 助成:芸術文化振興基金 機材協力:山口情報芸術センター[YCAM] 協力:公益財団法人セゾン文化財団 制作:ハイウッド --------------- 企画:山口情報芸術センター[YCAM]、金沢21世紀美術館[(財)金沢芸術創造財団]、公益財団法人横浜市芸術文化財団、ハイウッド、ダムタイプオフィス 共同開発:YCAM InterLab テクニカルサポート:カラーキネティクス・ジャパン株式会社、有限会社タマ・テック・ラボ、rhizomatiks、DGN
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