『演劇ラボラトリー木ノ下歌舞伎プロジェクト』は、古典芸能の面白さを五感で学ぶ演劇講座です。古典芸能を初歩から学ぶ受講生のための講座を、一般に公開いたします。
古典芸能をすでに知り尽くしている方にも必見の講座です。ぜひお気軽にご参加ください。
『狂言ワークショップ』
2019年
8月7日(水) 19:00~
狂言特有の喜劇的な所作・せりふ回しなどを実際に体験しながら学びます。
講師/茂山千之丞(狂言師)
1986年、『魔法使いの弟子』(NOHO劇団)で初舞台。語学に堪能で近年はNHKテレビの語学番組「プレキソ英語」に“カウドージ”なるキャラクターでレギュラー出演。2013年夏に自らが作・演出を手掛けるコント公演「ヒャクマンベン」、2014年春に100年後の古典を目指す新作狂言の会「新作“純”狂言集マリコウジ」の両プロジェクトを始動させる。2015年にはオペレッタ「メリーウィドウ」(東京、金沢)の脚本・演出を手掛けるなど役者としてだけではなく演出家としても精力的に活動中。2018年12月に三世茂山千之丞を襲名。
会場/アイホール カルチャールームA(2階)
対象/18歳以上(高校生不可)
定員/
参加:5名(先着順)
見学・聴講:10名程度
費用/
参加:2,000円
見学・聴講:1,500円
※当日受付でお支払
持ち物/
・動きやすい服
・白足袋か白い靴下
『能ワークショップ』
2019年
8月21日(水) 19:00~
一見、抽象的な能舞台のさまざまな要素の意味について、解説を聞きながら実践的に学びます。
講師/田茂井廣道(能楽師)
能楽シテ方観世流能楽師。幼少より河村晴夫師、長じて十三世林喜右衛門師に師事。3歳のとき能「鞍馬天狗」の子方にて初舞台。昭和59年に能「俊成忠度」にて初シテ(主役)を経験した。現在までに「石橋」「猩々乱」「道成寺」「望月」を披く。
新作能「田道間守(たじまもり)」の脚本、製作を担当し、平成26年に兵庫県豊岡で初演。平成30年には豊岡と東京 国立能楽堂で再演。
観世流準職分。重要無形文化財(能楽)保持者。京都観世会、京都能楽会、能楽協会京都支部、林定期能楽会、林同門会に所属。
会場/アイホール カルチャールームA(2階)
対象/18歳以上(高校生不可)
定員/
参加:5名(先着順)
見学・聴講:10名程度
費用/
参加:2,000円
見学・聴講:1,500円
※当日受付でお支払
持ち物/
・動きやすい服(スカート不可)
・白足袋か厚めの靴下
・飲み物
・タオル
・筆記用具
『文楽ワークショップ』
2019年
8月28日(水) 19:00~
重要無形文化財でもある義太夫節の面白さ・奥深さを実際に語って学びましょう。
講師/鶴澤清介(人形浄瑠璃文楽座・三味線)
公益財団法人文楽協会三味線部技芸員。昭和48年、二代目鶴澤道八に入門。昭和49年、鶴澤清介の名のり朝日座にて初舞台。昭和57年、鶴澤清治門下となる。平成11年に第18回国立劇場文楽賞文楽大賞、平成14年 に芸術選奨文部科学大臣新人賞、平成28年に第51回大阪市市民表彰(文化功労部門)、平成30年に恩賜賞・日本芸術院賞はか多数受賞。
会場/アイホール カルチャールームA(2階)
対象/18歳以上(高校生不可)
定員/
参加:5名(先着順)
見学・聴講:10名程度
費用/
参加:2,000円
見学・聴講:1,500円
※当日受付でお支払
持ち物/
・ベルト
・タオル
・ティッシュ
『歌舞伎ワークショップ』
2019年5月25日(土) 14:00~ この講座は終了しました。
歌舞伎役者として様々な活躍をしている中村橋吾さんをお迎えして、歌舞伎の動き、歌舞伎の台詞、歌舞伎の役作り等を体験型で学びます。
講師/中村橋吾(歌舞伎俳優)
屋号「成駒屋」。一般家庭から歌舞伎の世界に入るため、平成10年国立劇場第15期歌舞伎俳優研修生となり、平成12年研修終了。平成13年三代目中村橋之助(現・八代目芝翫)に入門し、中村橋吾を名のる。
東京歌舞伎座を中心に全国の劇場、平成中村座、コクーン歌舞伎、海外公演で活躍を重ね平成25年名題昇進。平成26年第20回日本俳優協会奨励賞受賞。
平成20年より、歌舞伎の動きを取り入れた書籍「なりきり歌舞伎体操」(湯浅景元監修・ポプラ社)でモデルを務め、歌舞伎体操教室、歌舞伎を題材にした体験型ワークショップ等の講師を全国で務める。
会場/東リいたみホール 大和室(4階)
対象/18歳以上(高校生不可)
定員/
参加:5名(先着順)
見学・聴講:10名程度
費用/
参加:2,000円
見学・聴講:1,500円
※当日受付でお支払
『古典芸能レクチャー』
能・狂言・歌舞伎・文楽の4ジャンルに精通されている研究者をお迎えして、各ジャンルの基礎知識からディープな内容まで幅広く学びます。
■能・狂言編
2019年5月26日(日) 【 能 】 この講座は終了しました。6月16日(日) 【狂言】 この講座は終了しました。
各回14:00~
講師/横山太郎(立教大学教授)
専攻は演劇学(特に能楽)、身体文化研究、芸術思想。主な研究テーマは世阿弥時代から現代に至る能楽の身体技法の歴史的変容を解明すること。このほか、哲学・現代演劇・文学理論・人類学などと能との接点を探る学際的研究を行う。観世文庫調査プロジェクトの一員として観世アーカイブ(観世家所蔵資料のデジタルアーカイブ)公開を手がけている。
■歌舞伎・文楽編
2019年6月2日(日)【歌舞伎】 この講座は終了しました。6月9日(日)【文 楽】 この講座は終了しました。
各回14:00~
講師/日置貴之(白百合女子大学准教授)
東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。江戸時代末期から明治時代を中心に歌舞伎を研究している。著書『変貌する時代のなかの歌舞伎 幕末・明治期歌舞伎史』(笠間書院、2016年)、『近世日本の歴史叙述と対外意識』(共著、勉誠出版、2016年)など。
会場/
アイホール カルチャールームA(2階)
対象/
18歳以上(高校生不可)
定員/
15名程度(先着順)
聴講料/
各回1,500円
※当日受付でお支払
主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団・伊丹市
助成/
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
申込方法・お問い合わせ
アイホール
TEL:072-782-2000
info@aihall.com
電話・メールにてアイホールまで、「受講希望日(ワークショップについては参加or聴講を明記)・お名前・年齢・電話番号」を添えてお申込みください。
※メールの場合は、件名を「演劇ラボラトリー公開講座申込」としてください。