平成27年
12月20日(日)15:00
※受付開始・開場/開演30分前
★終演後に合評会を行います(司会:岩崎正裕)
伊丹想流私塾の上級クラスとして10年目を迎えた「マスターコース」では、受講生によって多くの長編戯曲が生み出されています。その作品群から、岩崎正裕と中村賢司がおススメする秀作を、ドラマ・リーディングとして上演。新進劇作家とその戯曲を紹介します。第2弾はマスターコース第5期で書き上げた小野亮子の『夜明け前』を上演します。
会場/
アイホール2階 カルチャールームA
料金/
500円 【限定40席、要事前予約】
作品紹介/
『夜明け前』
もう、どうでもよくなりました。
なんやねん。
もう、めんどくさくなりました。
ほんま、あほみたい。
どうしようもなくくたびれて
絶望の中をあるいているくそめんどくさい30過ぎの女、と。
かっこ悪すぎて絶望的な50過ぎのおっさん、の。
夢と現のたわいない色と音と記憶。
蝉の声、踏切の音、ある夏の日の話。
作家プロフィール/
小野亮子(おの・りょうこ)
30歳で演劇と出会う。音楽とプロレスを愛し、俳優としても活動する。マスターコース第5期にて、岩崎正裕と中村賢司に師事。
2008年、堺市民参加型演劇の戯曲講座「ドラマシアターSAKAI塾」(講師:棚瀬美幸、中村賢司)に参加。講座で書きあげた『父は、ゆく』が、翌年、市民劇団「ドラマシアターSAKAI」の『5人の作家の5つの視点』にて上演される。また、「朗読ユニット西表*iriomote*」に書きおろした短編戯曲が、竪穴式サーカスvol.3「べいべぇ」(2009年)や、西表主催ライブ『その歌を歌おうじゃないか』(2010年)でリーディング上演される。
また、ペーニャ大作(ギタリスト、レコーディング・プロデューサー)と、夏目一朗(松山千春のバンドマスター、アレンジャー)のユニットToy Flowerの1stアルバム『腹ふとい』(2015年7月発売)に収録された『どこまでも』の作詞を担当。
主催/公益財団法人伊丹市文化振興財団・伊丹市
平成27年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
公演情報
作/
小野亮子
演出/
空ノ驛舎(空の驛舎)
出演/
石塚博章(空の驛舎)
佐藤あい
津久間泉(空の驛舎)
三田村啓示(空の驛舎)
隈本晃俊(未来探偵社)
音響/
大西博樹
チケット取扱・お問い合わせ
アイホール
TEL:072-782-2000(電話予約のみ)
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