舞台芸術を学ぶ

演劇 自主企画

夏休みワークショップ
高校生のための戯曲講座2015

平成27年7月27日(月)~8月24日(月)

申込締切/平成27年7月12日(日)22:00必着

平成27年7月27日、8月3日、10日、17日、24日
【全5回】 各月曜日 

■講義時間/
午前10時~12時  ※2回目以降、9:30集合になる可能性あり。


関西で活躍する劇作家を講師に迎え、夏休み期間中に戯曲創作のノウハウを実践的に学ぶ、少人数制の戯曲講座です。週に一度、課題提出と添削を繰り返しながら「書く力」を身につけます。
「コンクールで賞をとるため!」「面白い戯曲が見つからなくて」「いきなり部活で作家に指名されて…」
動機はなんであれ大丈夫。すべては「書く」ことから始まります。
真夏の劇作練成特訓、今年も開催!!

 

■会場/
アイホール カルチャールームB (3階)

 

■募集人員/
高校生10名程度
※原則、すべての講義に参加できる人。
※応募者多数の場合、課題と申込書による書類審査あり。

 

■受講料/
2,500円


≪講師コメント≫

私がニヤニヤしてるときは、
点とか線とか色とか組み合わせて、
苦労して描き上げた絵を眺めているとき。
単なる四角い塊を伸ばしたりこねくりまわして、
苦労して作り上げた紙粘土の人形を眺めているとき。
文字や単語や句読点を組み合わせて、
苦労して書き上げた脚本を、読み返してるとき。
単純で些細なものを組み合わせたり工夫したりして作り上げたものは、何よりも見ていて嬉しいもの。気分のいいもの。
そういうのをいっぱい作っておくと、
あとで「人生豊かやな」って思えるよ。

サリngROCK

 

このひと夏はとにかく書きましょう。
滞りなく書き続けましょう。
この戯曲講座はいうなればトレーニングです。
ムキムキに演劇筋をつける鍛錬です。
むっちゃしんどいでしょうが、秋の頃にはあら不思議、
あんなに重たかった筆が、とってもかる~くなるはずです。
へんな肉体改造のコマーシャルみたいなことを言っちゃってますが、書き続けることはとても大事な上達のコツですね。
さぁ、打ちましょう、ヒットをホームランを。

小原延之

■主催:公益財団法人伊丹文化振興財団・伊丹市

■企画:アイホール

文化庁平成27年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

講師

サリngROCK(さりんぐろっく)
 劇作家・演出家・俳優。「突劇金魚」旗揚げメンバー。2008年、『愛情マニア』で第15回OMS戯曲賞大賞を、翌年『金色カノジョに桃の虫』で第9回AAF戯曲賞優秀賞を受賞。13年、『漏れて100年』が第57回岸田國士戯曲賞候補に残る。渡辺えりによるひとり芝居『えりすぐり』に脚本を提供するほか、小説『しまうまの毛』を刊行するなど、幅広い執筆活動を行っている。

小原延之(こはら・のぶゆき)
 劇作家・演出家。関西の老舗劇団「そとばこまち」5代目座長。2005年の退団後はフリーで活動を続ける。06年、『丈夫な教室』で第12回OMS戯曲賞最終候補に残る。主な作品に、伊丹の現役高校生たちと創作したハイスクールプロデュース『鉄橋の上のエチュード』(06年)や、AI・HALL+小原延之共同制作『nine』(07年)『hunter』(08年)『oasis』(09年)など。

申込方法・お問い合わせ

申込方法/
次の1~3を同封のうえ、アイホールまで郵送あるいは持参ください。
1.必要事項を記入した所定の申込用紙
  【PDF】 【エクセル】
2.応募課題
3.82円切手を貼った返信用封筒

応募課題/
次の3行からはじまる芝居で、いちばん“ありえない”と思うラストシーンを書いてください。(A4用紙2枚程度に収めること。字数は問わない)
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あるベンチに小学5年生の息子とその母親が座っている。
二人は空を見上げている。
その視線の先には、ひこうきぐも。
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応募締切/
平成27年7月12日(日)22:00必着

お問合せ・お申込み/
アイホール(伊丹市立演劇ホール)
 〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2-4-1
 Tel.072-782-2000 
 info@aihall.com