舞台芸術を学ぶ

共催 演劇

世界演劇講座XII
“基礎から学べる”世界演劇思想論IV
‐20世紀演劇の先端から‐

平成29年5月29日(月)~平成29年12月11日(月)

平成29年
5月29日(月)
7月31日(月)
9月11日(月)
11月13日(月)
12月11日(月)
各回19:15~21:00《全5回》

会場/カルチャールームB
対象者/年齢や演劇経験は問いません。
定員/25名
受講料/5,000円(全5回) 
※1回ずつの単発受講もできます:1回1,500円。

演劇評論家・西堂行人が次代を担う演劇人育成のために立ち上げ、今年で開講11年目を迎える世界演劇講座。今年度は、前衛演劇の先駆者であるアントナン・アルトーの演劇論を読み解きながら、20世紀演劇のさまざまな時代の極点を探っていきます。
チェーホフ、ブレヒト、ベケットなどによる実験・前衛的な演劇の試みや、リアリズムを基盤とする戯曲文学を生み出したアメリカ演劇などを取り上げます。

講義の前半は問題提起のレクチャー、後半はビデオなどを見ながら、受講生とのディスカッションを中心に進めていきます。


第1回(5月29日):チェーホフと反演劇

第2回(7月31日):ブレヒト革命と音楽的演劇

第3回(9月11日):アメリカ演劇のドラマトゥルギー

第4回(11月13日):ベケットと極小の演劇

第5回(12月11日):20世紀の演劇革命

※詳細はこちら


主催/世界演劇講座

講師

西堂 行人
演劇評論家。70年代末からアングラ・小劇場運動に随伴しながら批評活動を開始。80年代後半から海外の演劇祭などを視察し、独自の世界演劇論を構想。‘90年より、ハイナー・ミュラーのプロジェクトを組織し、‘02年と‘03年に「ハイナー・ミュラー/ザ・ワールド」を金沢と東京で開催。同じく‘90年より韓国との演劇交流に力を注ぎ、現在「日韓演劇交流センター」の副会長を務める。主な著書に『演劇思想の冒険』『ハイナー・ミュラーと世界演劇』『韓国演劇への旅』『現代演劇の条件』『劇的クロニクル』他多数。近著に『証言;日本のアングラ』。近刊に『唐十郎特別講義』(編著)『蜷川幸雄×松本雄吉』。‘17年から明治学院大学文学部芸術学科演劇身体表現コース教授に就任。

笠井 友仁
1979年生まれ。宮城県仙台市出身。演出家。エイチエムピー・シアターカンパニー所属。NPO 法人大阪現代舞台芸術協会理事長。日本演出者協会会員。代表作に『ハムレットマシーン』(‘02年)、『traveler』(‘05年)、『Politics! Politics! Politics and Political animals!』(‘10年)などがある。‘05年に日本演出者協会若手演出家コンクール優秀賞受賞。‘07年に京都芸術センター舞台芸術賞にノミネート。‘08年にTheatertreffen(ベルリン演劇祭)のインターナショナルフォーラムに参加。‘14年にアイホールにて上演した『アラビアの夜』の演出にて文化庁芸術祭新人賞を受賞。

申込方法・お問い合わせ

・世界演劇講座
 kasai.tomonori@gmail.com
・アイホール
 TEL:072-782-2000
電話またはメールにて以下の必要事項をお伝えください。
【必要事項】
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