平成29年
10月16日(月)
10月30日(月)
11月13日(月)
11月27日(月)
各回19:00~21:00 ※終了時間は予定
フランスの画家、ゴーギャンの作品に『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』という絵画がありますが、演劇活動をしていて、そんな問いかけに出会ったことはないでしょうか。
「われわれはなぜ演劇をするのか 誰のための存在なのか この先どうしていくのか」。助成金申請や広報用の公演企画書を書くとき、必ずこの問答にぶちあたりませんか。はたして、胸を張って、これに答えられる創作活動や運営を私たちはしているでしょうか。
悩ましいこれらの問いに対するヒントがこの4日間にあるかもしれません。
「アートマネジメント? 制作?」と右も左もわからない方から、「手は尽くして、もう手段も目的も見失ってるのよ…」と途方に暮れている方まで。気軽に話を聞きに来てください。一緒に考えましょう。
会場/アイホール カルチャールームB(3階)
対象/制作者、劇場運営者、劇団制作などに携わっている方。
受講料/全回受講 4,000円、単発受講(第1・2・3回) 各1,500円
※全回受講の方は、初回時に受講料をお支払いください。※第4回のみの受講はできません。
定員/各回25人(全回受講者優先・先着順)
申込〆切/各講座の5日前まで
※全回受講の〆切は10月11日(水)
第1回(10月16日) 80年代から現在までの演劇を取り巻く状況と舞台制作の職務の変遷を軸に、これからのアートマネジメントの方向性について考える。 講師|津村卓(一般財団法人地域創造プロデューサー・サントミューゼ館長兼チーフプロデューサー) |
第2回(10月30日) 従来の劇団やユニット運営の幅を大きく広げ、多角的なマネジメントを志向するプロデューサーお二人を迎え、実践例を振り返り、オルタナティブなカンパニー運営の在り方を学ぶ。 講師|吉田和睦((株)オポス代表取締役、ヨーロッパ企画プロデューサー) |
第3回(11月13日) 岩井秀人率いるハイバイなどの制作を担当する会社「quinada(キナダ)」代表の三好佐智子氏を招き、これまでの実績や法人を立ち上げた経緯などを振り返ると共に、現在の舞台芸術をめぐる情勢を伺う。 講師|三好佐智子(quinada代表、ハイバイ制作) |
第4回(11月27日) 講座の総括として、今までのケーススタディをもとに、受講者同士でディスカッションを行い、これからのアートマネジメントや制作業務について考える。 進行|岩崎正裕、尾崎雅久(尾崎商店) |
企画製作/伊丹市立演劇ホール
主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
講座情報
講師/
津村卓(つむら・たかし)
1956年大阪生まれ。85年、扇町ミュージアムスクエアの起ち上げに携わり、副支配人兼プロデューサーに就任。その後、伊丹市立演劇ホール、びわ湖ホール、北九州芸術劇場のプロデューサーを歴任し、2015年より上田市交流文化芸術センター(サントミューゼ)館長兼チーフプロデューサー。また、95年より一般財団法人地域創造芸術環境部プロデューサーを務めている。
吉田和睦(よしだ・かずちか)
1972年奈良県出身。大学卒業後大阪ガス入社。営業部門を経て99年に大阪ガスグループが運営し、関西のカルチャーシーンを支えた複合文化施設・扇町ミュージアムスクエアのスタッフに。大阪ガス退社後はアミューズにて番組・ネットコンテンツの制作などに携わる。その後、06年にヨーロッパ企画をマネジメントする株式会社オポスを設立し、現在に至る。
宮永琢生(みやなが・たくお)
1981年東京都生まれ。平田オリザが主宰する「青年団」の制作に携わり、2009年に劇作家・演出家の柴幸男とともに「ままごと」を起ち上げる。近年は《観客との関係性》に主軸を置いた演劇作品の創作・プロデュースを積極的に行っている。
三好佐智子(みよし・さちこ)
1979年生まれ。早稲田大学卒業後、コンサルティング企業、外資系化学企業広報部で勤務。04年、演劇公演の制作およびマネジメント会社として、有限会社quinada(キナダ)を設立。 07年より松井周(サンプル)、岩井秀人(ハイバイ)を担当。
進行/
岩崎正裕(いわさき・まさひろ)
劇作家・演出家。劇団太陽族代表。アイホールディレクター。1997年『ここからは遠い国』で第4回OMS戯曲賞大賞を受賞。2014年『それからの遠い国』が平成26年度(第69回)文化庁芸術祭優秀賞を受賞。劇団活動のほか、全国各地で戯曲塾や演劇ワークショップの講師、プロデュース公演や市民参加劇の作・演出を手掛けるなど幅広く活動している。
進行補助/
尾崎雅久(おざき・まさひさ)
1976年生まれ。劇団公演制作業務請負業・尾崎商店店長。大阪芸術大学在学中に、劇団「桃園会」に制作専任として入団。その後、約10年間、会社員とフリー演劇制作者の二重生活を送り、08年に尾崎商店を起業。現在は年間60件を超える大小さまざまな公演制作業務を受託している。
申込方法・お問い合わせ
次項①~⑩を記入のうえ、アイホールまで、メール info@aihall.com、FAX(072-782-8880)、事務所窓口持参のいずれかでお申込ください。メールの場合、件名「アートマネジメント講座申込」でお送りください。当方からの返信をもって受付終了とします。
①名前(フリガナ) ②年齢 ③性別 ④受講希望日 ⑤電話番号 ⑥メールアドレス ⑦住所 ⑧所属団体・学校名 ⑨あなたが今、悩んでいること ⑩各講師に聞いてみたいこと
〈注〉メール申込の場合、info@aihall.comからのメール受信設定をお願いします。申込後、2日経過しても当方からの返信がない場合は、お手数ですがお電話でお問合せください。
お問い合わせ/
アイホール
TEL:072-782-2000
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