“次世代応援企画 break a leg”。30年度第1弾は、兵庫・東京の2都市で活躍している、少女都市が登場。兵庫県出身の主宰・葭本未織が2016年にユニットとして設立、翌年に劇団化。大学在学中に劇作家・松田正隆氏に師事し、書き下ろした処女作が高く評価されて以来、20代女性の抱える様々な問題を社会問題としても捉え、その提起と解決をテーマにして作品を発表し続けている。今回は、2017年に大阪で初演し反響を巻き起こした社会派サスペンスを再演する。
コトリ会議(ことりかいぎ) 2007年結成。ほぼ全作品を山本正典が手がける。ふつうの人々の生活を、軽妙な会話で丁寧に描くことを得意とする。素朴さを装いながらも、人の心に巣食う“嫌らしさ”を、寓話的な表現を織り交ぜて立ち上げていく。シアトリカル應典院舞台芸術祭「space×drama2010」にて優秀劇団受賞。 2014年に芸創セレクション(大阪市立芸術創造館)、「次世代応援企画break a leg」(AI・HALL)に選出。2017年には劇団初の単独ツアーを5都市で敢行。