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土曜日のワークショップ
『おどって楽しい!“しげやん”バレエ』

平成31年1月12日(土)~3月16日(土)

平成31年
1月12日(土)

1月19日(土)
3月  9日(土)
3月16日(土)
各回10:00~12:00 ≪全4回≫ 



通称、なにわのコリオグラファー“しげやん”こと北村成美さんによる初心者向けのダンスワークショップ。
バレエの動きを取り入れたエクササイズを“しげやん”流に、楽しくレッスン。憧れのバレリーナになったつもりで、背筋をピンッと伸ばし、オリジナルダンスを踊ってみませんか。


会場/
アイホール カルチャールームA(2階)

対象/
中学生以上

定員/
15名程度(全回受講者優先・先着順) 

受講料/
全回受講:2,000円
 ※初回時納入。一旦納入した受講料は返金できません。
  ご了承ください。
1回ずつの単発受講:600円 

持ち物/靴下、バレエシューズ(ある方)
動きやすい服装でお越し下さい。


企画/伊丹市立演劇ホール
主催/
公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市

平成30年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

伊丹想流劇塾第2期生公演『憂歌2019』

平成31年3月16日(土)~17日(日)

平成31年
3月16日(土) 19:00
3月17日(日) 14:00

※受付開始/開演の40分前。開場/開演の20分前。

劇作家養成のための戯曲講座『伊丹想流劇塾』。
一年間筆力を磨いてきた塾生たちが、関西で活躍する俳優陣・演出家とタッグを組み、短編戯曲の連続上演に挑みます。劇作家の卵たちが生み出した、趣向を凝らした作品の数々にぜひご期待ください!


十人十色と云うけれど、今年の塾生は八人八色。毎回出されるお題に対して、返される球筋、返球フォームも全く違う。それでいて8本並べるとバリエーションに富んでいて面白い。卒塾公演のお題は「憂歌」。憂歌とはブルース。その昔、アメリカ大陸に連れて来られた黒人奴隷たちが、己の嘆きを歌にした。社会全体を覆う憂いは如何ともし難く、劇場には2019年のブルースが響き渡る。せめて日々の憂さ晴らしになればと。

                         岩崎正裕

チケット/
前売 1,500円
当日 1,800円
【日時指定・全席自由】


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画製作/伊丹市立演劇ホール
助成/
文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

伊丹想流劇塾マスターコース リーディング公演
『風のない八月』

平成31年3月21日(木・祝)

平成31年
3月21日(木・祝)15:30
※受付開始/開演の40分前。
※開場/開演の20分前。
★終演後に合評会を行います。

劇作家養成のための戯曲塾「伊丹想流劇塾マスターコース」。これまで受講生によって多くの長編戯曲が生み出されてきました。その作品群から、講師の林慎一郎と高橋恵が選んだ秀作をドラマ・リーディング形式で上演します。



農村と公営団地が広がる地方都市の8月、盆踊り大会の夜。この町の中学校の窓ガラスが割られた。誰が…何のために?
区役所職員、自治会長、学校教師、親たち、子どもたちの思惑が錯綜し、それぞれの告白が思いもかけない真実を浮かび上がらせて行く…
地域格差、シングルマザー、学校カースト…現代社会の病める一面を象徴する登場人物たちが問いかけるものとは?


作家プロフィール/
有野黒樹(ありの・くろき)
大阪市民劇団を経て、プロデュース公演を行う団体「オフィス・イースト・クラン」を設立。現在も年1回作・演出として公演を手がける。伊丹想流私塾第15期、伊丹想流私塾マスターコース第6期、8~10期にて北村想、岩崎正裕、中村賢司、林慎一郎、高橋恵に師事。本作『風のない八月』はマスターコース第10期で執筆した作品。

チケット/
700円(前売・当日とも)
【全席自由】


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画製作/伊丹市立演劇ホール
助成/   
  文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
  独立行政法人日本芸術文化振興会

土曜日のワークショップ
『体幹を鍛えてダンサーと腹筋をわりましょう!』

令和2年1月11日(土)〜2月1日(土)

令和2年
1月11日(土)
1月18日(土)

1月25日(土)
2月1日(土)

各回10:00~12:00 ≪全4回≫

体の軸がぶれないように体幹<インナーマッスル>を鍛えることはダンサーにとって重要です。そして動きの美しさはもちろんケガ予防のために柔軟性も必要です。そんなダンサーの日ごろのトレーニングをみなさんも日々の運動に取り入れてみませんか。自己流では逆効果なこともあるので、アドバイスを受けて正しい鍛え方を学びましょう。
お腹周りをスッキリと絞りたい方、筋力をつけたい方、冬の間に鍛えたい方、ぜひご参加ください。


会場/
アイホール カルチャールームA(2階)

対象/
高校生以上

定員/
15名程度(先着順)

受講料/
一括納入:2,000円(全4回)
※初回時納入。一旦納入した受講料は返金できません。ご了承ください。
1回ずつの単発受講:600円

持ち物/動きやすい服装でお越しください。(着替えるスペースはございません)

 

2019年度 演劇ラボラトリー 木ノ下歌舞伎プロジェクト

「”古典”を五感で体感する」
能・狂言・文楽・歌舞伎などの古典芸能について木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎)や多彩な特別講師陣と共に探求し、「古典の現代化」を実践的に体験しましょう。

「演劇ラボラトリー」は、初心者を対象にした演劇講座です。
今年度までは、演技ワークショップ中心の実践講座を行っていましたが、新装開店の2019年度は、古典芸能の面白さや楽しみ方を学ぶレクチャーや、能・狂言・文楽・歌舞伎の各分野で活躍する俳優・実演者から伝統の技を学ぶ実技ワークショップを行います。
講師は、木ノ下歌舞伎(きのしたかぶき)の主宰・木ノ下裕一
木ノ下歌舞伎では、公演ごとに主宰の木ノ下が、歌舞伎台本の編集作業=補綴ほてつを行います。現存する上演台本や、さまざまな関連文献を参照しながら古典を再解釈し、編纂された補綴台本を基に様々な演出家とタッグを組みながら創作される作品には定評があります。
講座では、木ノ下の補綴の方法なども学び、その集大成として古典芸能の演目を受講生自身の手で現代的にアレンジし、発表します。
古典芸能初心者でも大丈夫。古典芸能に造詣の深い木ノ下裕一を中心に、多彩な特別講師があなたの学びをサポートします。
一緒に、古典芸能の世界に飛び込みましょう!
ご参加、お待ちしております。


内容|古典芸能に関するレクチャー・ワークショップと成果発表会。
  ※発表会に際しては、その準備にかかわる裏方の作業も実習します。
場所|アイホール カルチャールームほか
   〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2-4-1
   <JR伊丹駅前・阪急伊丹駅徒歩約10分>
講座期間|2019年5月22日(水)~2020年3月25日(水) 
     原則19時~22時 計40回【日程は下記の表のとおり】
              ※ただし、土日祝や公演前の講座日は開催時間変動の     可能性あり。(3月25日以降に詳細をお知らせ)   
    また、2020年3月18日(水)~22日(日)は終日参加が望まし
    い(応相談)。
応募条件/18歳以上(高校生不可)心身ともに健康な方。
募集人数/30名程度
受講料/40,000円(別途スポーツ安全保険料要)
発表会/【仕込・リハーサル】2020年3月18日(木)~21日 (土)
   【発表会】2020年3月22日(日)

●説明会開催します!
木ノ下裕一さんも参加の講座説明会を開催。
講座でどんなことを学べるの? 演劇ラボラトリーって何をするの? と気になる皆さま、まずは説明会でお待ちしています。お気軽にお越しください。
日程/2019年3月25日(月)19:00~
料金/無料(事前要申込)
会場/アイホール カルチャールームB
申込先/アイホール 
    TEL:072-782-2000
    メール:info@aihall.com
        ※お名前、ご連絡先、年齢をお知らせください。

 
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  講座日  公演仕込・リハーサル・本番日
 

 

撮影:東直子

 

今回の演劇ラボラトリーには、二つの柱があります。一つは、古典芸能の魅力を存分に知ること。能、狂言、文楽、歌舞伎を一つひとつ丁寧に取り上げ、座学とワークショップによって多面的に深めていきます。

もう一つは、“ 古典の現代化”を実践的に体験すること。簡単な試作品を作ることに挑戦します。演目選びから、古典に潜む現代的なテーマの見つけ方、台本の編集(補綴)から演劇の立ち上げ方まで、実際に頭や手や身体を動かしながら、一緒に学んでいきます。

年齢、経験は問いません。知的好奇心が高い方なら、どなたでも大歓迎です。全身全霊で、古典と向き合ってくれる方求む、です!

木ノ下裕一

講師/木ノ下裕一(きのした・ゆういち)

2006年に古典演目上演の補綴・監修を自らが行う「木ノ下歌舞伎」を旗揚げ。代表作に『三人吉三』『心中天の網島』『義経千本桜—渡海屋・大物浦—』など。コクーン歌舞伎『切られの与三』(2018年/串田和美・演出)の補綴を務めるなど、外部での古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。『勧進帳』(2016年)の成果に対して、平成28年度文化庁芸術祭新人賞受賞。平成29年度京都市芸術文化特別奨励制度奨励者。公益財団法人セゾン文化財団ジュニア・フェロー。

 

■特別講師紹介

レクチャー特別講師プロフィール|

歌舞伎・文楽/日置貴之(ひおき・たかゆき)(白百合女子大学准教授)

東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。江戸時代末期から明治時代を中心に歌舞伎を研究している。著書『変貌する時代のなかの歌舞伎 幕末・明治期歌舞伎史』(笠間書院、2016年)、『近世日本の歴史叙述と対外意識』(共著、勉誠出版、2016年)など。

 

 

能・狂言/横山太郎(よこやま・たろう)(立教大学教授)

専攻は演劇学(特に能楽)、身体文化研究、芸術思想。主な研究テーマは世阿弥時代から現代に至る能楽の身体技法の歴史的変容を解明すること。このほか、哲学・現代演劇・文学理論・人類学などと能との接点を探る学際的研究を行う。観世文庫調査プロジェクトの一員として観世アーカイブ(観世家所蔵資料のデジタルアーカイブ)公開を手がけている。

 

 

実技ワークショップ特別講師プロフィール|

歌舞伎俳優/中村橋吾(なかむら・はしご)

屋号「成駒屋」。一般家庭から歌舞伎の世界に入るため、平成10年国立劇場第15期歌舞伎俳優研修生となり、平成12年研修終了。平成13年三代目中村橋之助(現・八代目芝翫)に入門し、中村橋吾を名のる。

東京歌舞伎座を中心に全国の劇場、平成中村座、コクーン歌舞伎、海外公演で活躍を重ね平成25年名題昇進。平成26年第20回日本俳優協会奨励賞受賞。

平成20年より、歌舞伎の動きを取り入れた書籍「なりきり歌舞伎体操」(湯浅景元監修・ポプラ社)でモデルを務め、歌舞伎体操教室、歌舞伎を題材にした体験型ワークショップ等の講師を全国で務める。

 

人形浄瑠璃文楽座・三味線/鶴澤清介(つるさわ・せいすけ)

公益財団法人文楽協会三味線部技芸員。昭和48年、二代目鶴澤道八に入門。昭和49年、鶴澤清介の名のり朝日座にて初舞台。昭和57年、鶴澤清治門下となる。平成11年に第18回国立劇場文楽賞文楽大賞、平成14年 に芸術選奨文部科学大臣新人賞、平成28年に第51回大阪市市民表彰(文化功労部門)、平成30年に恩賜賞・日本芸術院賞など他多数受賞している。

 

 

狂言師/童司改メ 茂山千之丞(しげやま・せんのじょう)

1986年、『魔法使いの弟子』(NOHO劇団)で初舞台。語学に堪能で近年はNHKテレビの語学番組「プレキソ英語」に“カウドージ”なるキャラクターでレギュラー出演。2013年夏に自らが作・演出を手掛けるコント公演「ヒャクマンベン」、2014年春に100年後の古典を目指す新作狂言の会「新作“純”狂言集マリコウジ」の両プロジェクトを始動させる。2015年にはオペレッタ「メリーウィドウ」(東京、金沢)の脚本・演出を手掛けるなど役者としてだけではなく演出家としても精力的に活動中。2018年12月に三世茂山千之丞の名前を襲名したばかり。

 

能楽師/田茂井廣道(たもい・ひろみち)

能楽シテ方観世流能楽師。幼少より河村晴夫師、長じて十三世林喜右衛門師に師事。3歳のとき能「鞍馬天狗」の子方にて初舞台。昭和59年に能「俊成忠度」にて初シテ(主役)を経験した。現在までに「石橋」「猩々乱」「道成寺」「望月」を披く。

新作能「田道間守(たじまもり)」の脚本、製作を担当し、平成26年に兵庫県豊岡で初演。平成30年には豊岡と東京 国立能楽堂で再演。

観世流準職分。重要無形文化財(能楽)保持者。京都観世会、京都能楽会、能楽協会京都支部、林定期能楽会、林同門会に所属。

 

講師・演出/林慎一郎(はやし・しんいちろう)

劇作家・演出家。極東退屈道場主宰。『サブウェイ』で第18回OMS戯曲賞大賞、『タイムズ』で第20回OMS戯曲賞特別賞を受賞。『PORTAL』が第61回岸田國士戯曲賞にノミネート。近年は、山本能楽堂の企画「能×現代演劇works」にて作・演出を務め、能演目を題材にした現代劇を創作している。

劇団こやぎ ファイナル公演
カーテンコールをもう一度Ⅱ
『ラストランに花束を』

平成31年4月13日(土)~14日(日)

平成31年
4月13日(土) 18:30
4月14日(日) 13:00
※受付開始/開演の60分前。
※開場/開演の30分前。

チケット【全席自由】
●一般
前売2,500円 
当日2,800円
●U-22(当日要証明書) 
前売2,000円 
当日2,300円
●U-18(当日要証明書)
前売1,500円 
当日1,800円

伊丹想流劇塾 第3期

戯曲のおもしろさを探求し、演劇の奥深さを知る、
それが伊丹想流劇塾!
“塾頭”として塾生たちを率いるのは、関西演劇界を牽引する岩崎正裕。師範には先般、第62回岸田國士戯曲賞にノミネートされるなど実力派として活躍するサリngROCK。
二人のもとで、あなたにしか書けない唯一無二の作品を生み出そう!
来たれ! 未来の劇作家!


短編戯曲をひたすら書きます。私見では、小さい場面の書き方を会得すれば、フルサイズの作品も書けるようになると信じます。ただダラダラと台詞を書いても短編になりません。切れ味が必要です。よく切れる刃物は研がれていなければなりません。言葉の切っ先を研ぎ澄まします。自然とドラマの構成を考えます。登場人物の姿かたち、内面のあり様が彫像のように立ち上がります。劇の時間の制約との格闘から、あなたの方法が見つかるでしょう。戯曲は一人で書くものですが、ここには悩める人びとが集います。その努力が実を結ぶ頃、発表公演も用意されています。ここからは俳優の身体との格闘です。この労苦を楽しめそうなあなた、来たれ、伊丹想流劇塾へ。

                         岩崎正裕



「いいホン(本、脚本、戯曲)が書きたい」と思ったとき、「いいホン」って自分にとってどういうホンだろうと考える。

多くの人が感動する話のホン? 読んだ時に泣けるホン? 賞を取れるホン?
大勢の人は共感しないだろう、でも私はめちゃめちゃ好きだわって思うホン? 新しい考え方を教えてくれるホン? 母親に褒めてもらえるホン?
誰からも嫌われるホン?

どんなホンを「いいホン」だと思ってもいい。
私は、後で読んだ時に「うっわー、これ好きだわー」って「自分が」思うホンを書きたいと思っています。

あなたが書きたいと思ったホンを読ませていただけるのを楽しみにしています!

サリngROCK


期間/2019年5月~2020年1月
【講義】5月~1月 原則的に月2回、隔週月曜日19:00~21:30(計15回)
※開講日・・・2019年5月27日(月)
【公演】1月11日(土)・12日(日)
※2020年1月以降の公演準備期間(改訂・稽古立ち合いなど)にも参加のこと。また、公演期間2020年1月9日(木)~12日(日)は終日参加が望ましい。
応募条件/男女、年齢問わず。
募集人数/10名程度
受講料/56,000円

【特待生】
条件/2年以上の継続的な活動実績があり、かつ、伊丹想流劇塾で、より一層の研鑽に励みたいという有志に対し、塾頭並びに師範が特に認めた場合に限り「特待生」として入塾を認める。
募集人数/若干名
受講料/30,000円(初回納入)

【学生・ユース】
条件/学生及び25歳以下の者で塾頭並びに師範がとくに認めた者に限る。
募集人数/若干名
受講料/36,000円(2回分納)

伊丹想流劇塾マスターコース 第3期

2019年6月12日(水)、7月10日(水)、8月21日(水)、9月25日(水)、9月30日(月)、11月20日(水)、12月18日(水)、
2020年1月29日(水)

各回19:00-21:30


 

「伊丹想流劇塾マスターコース」は課題提出を繰り返しながら長編戯曲を執筆する、劇作家養成講座です。
経験豊富な現役劇作家が、実践的なアドバイスを通して執筆に必要なノウハウを伝授します。
優れた作品はアイホールでのリーディング公演や本公演の可能性もあります!
劇団のために日々執筆に励む座付作家のあなた、戯曲賞受賞を目指す若手劇作家のあなた、そして、新人劇作家としてデビューを目指すあなた!
マスターコースで本格的な戯曲創作に取り組んでみませんか。


対象/長編戯曲執筆を目指すもの。劇作を手掛けた経験があり、さらにスキルアップを目指すもの。高校生以下不可。
内容/
前半の講座では基本的なレクチャーとプロット、シノプシスづくりを行い、後半より本格的な執筆、添削、改稿をへて長編戯曲を完成させる。
募集人数/8人程度
受講料/24,000円(初回納入)


今の自分を語るとき、人は過去の出来事にさかのぼる。子供の頃こんなことがあったから今の私はこんな風だ…そんな風に過去の出来事と今の自分をつなげて語る。つなげるための糸があるとしよう。その糸がないと記憶はバラバラになり、自分が自分であることすら怪しくなるのかもしれない。そして私はその糸は物語を書くことで養われるのだと思っている。そんな自分のためのセラピーをこっそり忍ばせて、私は演劇の戯曲を書き続けてきた。良い物語は自己肯定につながったかもしれない。痛い物語はデトックスだったのかもしれない。これまであったことを掘り下げながら。これからあるであろうことに耳をそばだてながら。今日も戯曲を書いてます。一緒にがんばりましょう。

ごまのはえ



中島らもさん曰く「恋愛は日常に対して垂直にたつ」。恋愛に限らず、ある種の表現というものに出会ったとき、「垂直にたつ」時間を私たちは経験するのではないだろうか。

例えば生活の中で肉体や精神を歪ませるような出来事があったり、澱のようなものが蓄積されたりして、それを払拭するような表現に出会った時、言い当てられたような表現に出会った時、その表現は日常に対して「垂直にたっている」のではないかと私は思う。
演劇はそんな垂直にたっている時間を多くの人との関わりの中で創る作業だ。この上なく面倒で楽しい。戯曲を書くという行為は、垂直にたつ時間を言葉で設計する作業だ。意欲のある人には是非経験して欲しいと願う。

高橋恵

【追加募集】
 伊丹想流劇塾マスターコース 第3期

2019年6月12日(水)、7月10日(水)、8月21日(水)、9月25日(水)、9月30日(月)、11月20日(水)、12月18日(水)、
2020年1月29日(水)

各回19:00-21:30


 

「伊丹想流劇塾マスターコース」は課題提出を繰り返しながら長編戯曲を執筆する、劇作家養成講座です。
経験豊富な現役劇作家が、実践的なアドバイスを通して執筆に必要なノウハウを伝授します。
優れた作品はアイホールでのリーディング公演や本公演の可能性もあります!
劇団のために日々執筆に励む座付作家のあなた、戯曲賞受賞を目指す若手劇作家のあなた、そして、新人劇作家としてデビューを目指すあなた!
マスターコースで本格的な戯曲創作に取り組んでみませんか。


対象/長編戯曲執筆を目指すもの。劇作を手掛けた経験があり、さらにスキルアップを目指すもの。高校生以下不可。
内容/
前半の講座では基本的なレクチャーとプロット、シノプシスづくりを行い、後半より本格的な執筆、添削、改稿をへて長編戯曲を完成させる。
募集人数/若干数
受講料/24,000円(初回納入)


今の自分を語るとき、人は過去の出来事にさかのぼる。子供の頃こんなことがあったから今の私はこんな風だ…そんな風に過去の出来事と今の自分をつなげて語る。つなげるための糸があるとしよう。その糸がないと記憶はバラバラになり、自分が自分であることすら怪しくなるのかもしれない。そして私はその糸は物語を書くことで養われるのだと思っている。そんな自分のためのセラピーをこっそり忍ばせて、私は演劇の戯曲を書き続けてきた。良い物語は自己肯定につながったかもしれない。痛い物語はデトックスだったのかもしれない。これまであったことを掘り下げながら。これからあるであろうことに耳をそばだてながら。今日も戯曲を書いてます。一緒にがんばりましょう。

ごまのはえ

 



中島らもさん曰く「恋愛は日常に対して垂直にたつ」。恋愛に限らず、ある種の表現というものに出会ったとき、「垂直にたつ」時間を私たちは経験するのではないだろうか。

例えば生活の中で肉体や精神を歪ませるような出来事があったり、澱のようなものが蓄積されたりして、それを払拭するような表現に出会った時、言い当てられたような表現に出会った時、その表現は日常に対して「垂直にたっている」のではないかと私は思う。
演劇はそんな垂直にたっている時間を多くの人との関わりの中で創る作業だ。この上なく面倒で楽しい。戯曲を書くという行為は、垂直にたつ時間を言葉で設計する作業だ。意欲のある人には是非経験して欲しいと願う。

高橋恵

オフィスコットーネプロデュース
大竹野正典 没後10年記念公演 第3弾
改訂版『埒もなく汚れなく』/『山の声-ある登山者の追想-』

2019年5月24日(金)~27日(月)

2019年
5月24日(金)19:30 改訂版『埒もなく汚れなく』
5月25日(土)12:00 改訂版『埒もなく汚れなく』
          15:30『山の声-ある登山者の追想-』
          18:30 改訂版『埒もなく汚れなく』★
5月26日(日)11:00『山の声-ある登山者の追想-』
          14:00 改訂版『埒もなく汚れなく』
          18:00『山の声-ある登山者の追想-』
5月27日(月)14:00 改訂版『埒もなく汚れなく』
※受付開始/開演の45分前。開場/開演の20分前。
★5月25日(土)18:30終演後にアフタートークあり。


2009年、不慮の事故により48歳という若さで世を去った劇作家・大竹野正典。没後10年のいま、大竹野氏をモデルに描いた『埒もなく汚れなく』と、氏の遺作『山の声』を同時上演。
二作品から立ち上がる、「演劇に憑かれた劇作家」と「山に憑かれた登山家」の重なる生きざまをご堪能ください。

 2016年初演の『埒もなく汚れなく』は、『山の声』に至るまでの大竹野氏の軌跡を追いながら、彼の生涯と創作の原点を、徹底した取材をもとに探求し丹念に描いた話題作です。同年の読売演劇大賞上半期で作品賞・演出家賞・男優賞にノミネートされ、第61回岸田戯曲賞最終候補にもなりました。今回、新たなキャストとともに改訂版『埒もなく汚れなく』として生まれ変わり、満を持して関西で初上演します。
 2008年初演の『山の声-ある登山者の追想-』は、孤高の登山家・加藤文太郎の最後の山行を追った二人芝居。大竹野氏自身の思いがもっとも色濃く投影されている戯曲であり、第16回OMS戯曲賞を受賞した傑作です。様々な団体で上演されつづける本作を、オリジナルキャストで約8年ぶりに上演します。

 


■チケット/
改訂版『埒もなく汚れなく』前売・当日= 3,300円
『山の声』前売・当日=2,800円
 二作品通し券(前売のみ)=5,800円
 【日時指定・整理券番号付・自由席】
※「二作品通し券」はコットーネ・アイホールでのみ取扱い。5月20日(月)までの予約に限ります。
※未就学児童の入場はご遠慮ください。


■改訂版『埒もなく汚れなく』に寄せて

芝居も登山も人生も、孤独の中で目を凝らして初めて見える景色もあれば、誰かと一緒だからこそ見える景色がある。
でも、誰かと一緒だからといってその人と自分が本当に同じものを見ているわけではない。
そこに寂しさと苦しみがある。大竹野さんの台本には、人の温度を求める気持ちと、ひとりになりたいという気持ちの両方が描かれている。どちらがいいとかではなく、登場人物たちはさまよい続けている。その向こうに、途方に暮れている大竹野さん自身の姿が見える。
『埒もなく汚れなく』はそんな大竹野さんのことを描き、2016年に東京で上演しました。
このたび、念願叶って、この作品を大竹野さんのホームグラウンドである関西で上演します。
大竹野さんのことをよく知る方も、初めて出会う方もぜひ観にいらしてください。

作・演出 瀬戸山美咲

 

■『山の声-ある登山者の追想-』に寄せて

『山の声』は昭和初期の登山家・加藤文太郎の手記『単独行』などを手掛かりに、彼の生き様と厳冬期槍ヶ岳での遭難事故を描いた、大竹野正典さんの最高傑作です。
2012年に私はこの戯曲と出会い、雷に打たれたような衝撃をうけ、以来、大竹野戯曲に憑りつかれてしまいました。
この度、2008年の初演・大竹野正典さんの演出でオリジナルキャストによる上演が実現できること、誰よりもこの私が一番楽しみにしています。

プロデューサー 綿貫凜

With COR
Vol.9 Dance Art
『銀河鉄道の夜』

令和元年5月31日(金)~6月2日(日)

令和元年
5月31日(金)19:00
6月1日(土)13:00/19:00
6月2日(日)13:00
※受付開始・開場/開演の30分前。

 

チケット/
一般:前売3,800円(当日4,300円)
中学生以下・65歳以上・障碍者等:前売3,000円(当日3,500円、要身分証明書)
【日時指定・全席自由】

 

次世代応援企画break a leg
立ツ鳥会議『夕夕方暮れる』

令和元年6月8日(土)~9日(日)

令和元年
6月8日(土)13:00/18:00
6月9日(日)14:00
※受付開始/開演の45分前。開場/開演の30分前。


めくるめく月曜日と火曜日と水曜日と木曜日と金曜日の群像劇

次代を担う表現者の発掘・育成を目的とした“次世代応援企画 break a leg”。2019年度第1弾は、「劇団綺畸」出身の小林弘直(企画・製作)と植松厚太郎(脚本・演出)が2010年に結成した演劇ユニット「立ツ鳥会議」が初登場。緻密な会話劇とトリッキーなアイディアの融合で築く独自の世界観をお見逃しなく。

===
子供らは自転車を駆って土手沿いの運動公園へ。
年寄りは公民館に程近い緑道のベンチに集う。
子供にも年寄りにもスルーされるこの小さな公園は、もはや公園とは言えないのかもしれない。

平日の夕方である。
午後6時のチャイムが鳴った。
夏なので7時にもう一度鳴るだろう。
それは今が何曜日であろうと変わらない。
誰が何曜日かは知らないが、10人のままならない男女がいて、もちろん彼らは子供でも年寄りでもない。

「ただあらゆることが、もう過ぎ去ってしまったか、
いつまで待ってもやって来ないような気がするんだ」

会えば会うほど愚かしい
同時に暮れ行く五つの“夕夕方”の物語。
===

チケット/
 一般 前売2,500円 当日2,800円
 学生 前売2,000円 当日2,300円
 ペア 前売のみ4,000円 
【日時指定・自由席】
※「学生」券は、当日要学生証提示。
※「ペア」券は、Corichチケット!、劇場、劇団で取扱
※未就学児童の入場はご遠慮ください。

 

■立ツ鳥会議

『午前3時59分』より

学生劇団「劇団綺畸」出身の小林弘直(企画・製作)、植松厚太郎(脚本・演出)による演劇ユニット。東京大学在学中の2010年結成、2015年から本格的に始動。リアリティベースの口当たりの良い会話劇に、演劇の形式を生かした大胆な設定を掛け合わせる手法で、どこか後に濁る現代の人間関係を独自の視点で描く。東京と大阪を拠点に、時代に呼応する創作活動を地道に模索している。第3回公演『午前3時59分』で、植松厚太郎が第24回OMS戯曲賞佳作を受賞。 


主催|立ツ鳥会議
共催|伊丹市立演劇ホール

次世代応援企画break a leg
ばぶれるりぐる『ほたえる人ら』

令和元年6月14日(金)~16日(日)

令和元年
6月14日(金)19:30
6月15日(土)13:00/17:00
6月16日(日)15:00
※受付開始/開演の45分前。開場/開演の30分前。


前代未聞! “幡多はた弁”で繰り広げられるシチュエーションコメディ

次代を担う表現者の発掘・育成を目的とした“次世代応援企画 break a leg”。
2019年度第2弾は、関西で俳優として活躍してきた竹田モモコが、2018年に立ち上げたユニット「ばぶれるりぐる」が初登場。
高知・西南端の方言「幡多弁」による群像会話劇、早くも再演。

===
海と山に挟まれた小さな村の区長場。
ここはいわゆる限界集落であり、過疎化が止まらない。
この村の区長場には新任の“安藤さん”がつとめている。
空き家を潰しソーラーパネル化がすすんでいるこの村に、
何とか移住者を増やそうと奔走する、安藤さん。
しかし、村社会を煮詰めたような青年団長や
スローでロハスな妙齢の女、
ふし工場の外国人や役所の犬が、安藤さんの思惑を阻む。
どうするどうなる安藤さん!?
盆踊りの前日にいい大人がほたえる。
前代未聞のマイナー方言「幡多弁」で
ばぶれるりぐるがお贈りする、安藤さんの1日。
===

チケット/
 一般 前売3,300円 当日3,500円
 学生 前売2,500円 当日2,700円
【日時指定・整理番号付・自由席】
※「学生」券は、当日、要学生証提示。
※未就学児童の入場はご遠慮ください。

■ばぶれるりぐる

©horikawa takashi

2018年旗揚げ。竹田モモコ主宰の一人演劇ユニット。 竹田の出身地、高知県幡多郡の方言である「幡多弁」を使った会話劇を発表していく。田舎ならではの人々の心の葛藤、田舎・都会に関わらず普遍的な人々の悩みを、幡多郡の文化や風習を交えて描く。明日への活力となる大人のための演劇を目指す。ちなみに、「ばぶれる」とは「だだをこねてあばれる」、「りぐる」とは「こだわる」という意味。2018年中之島文化祭で初のコントを発表。同年、初の長編戯曲『ほたえる人ら』が劇作家協会新人戯曲賞一次選考通過。


主催|ばぶれるりぐる
共催|伊丹市立演劇ホール

ニットキャップシアター 第39回公演
『チェーホフも鳥の名前』

令和元年8月31日(土)~9月2日(月)

令和元年
8月31日(土)13:00/18:00
9月1
日(日
)13:00/18:00
9月2日(月)14:00

※受付開始/開演の60分前。開場/開演の30分前。
※当日受付順に入場整理番号を発行(事前精算チケットのお客様から優先)


ニットキャップシアターの『街の記憶』プロジェクト最新作。
街と人々の暮らしを描く、約100 年のクロニクル。

民族楽器の生演奏、歌やダンスなどさまざまな舞台手法と「言葉」を組み合わせ、イマジネーション豊かな作品を創作する、ニットキャップシアター。

今回は、日本とロシアに挟まれた島、サハリン島が舞台。この島には、「チェーホフ」と名付けられた街があります。ロシア人、日本人、朝鮮人、「二ヴフ」や「アイヌ」などの北方民族  ―― この街に暮らした様々な人々が、ときに国家間の思惑によって翻弄されながらも生活する様子を、アントン・チェーホフや宮沢賢治ら、かつてこの島を訪れた作家たちの眼差しとともに辿ります。

劇団は今年、旗揚げ20周年。独自の表現を進化させた「ガラパゴスエンターテインメント」をどうぞお楽しみに!


チケット
一般 3,800円(前売・当日とも)
ユース(25歳以下)・学生 2500円(前売・当日とも)
高校生以下 1,000円(前売・当日とも)
ペア 7,000円(前売のみ)
早割 3,300円(6月22日~7月15日の期間限定/劇団のみ取扱)
【日時指定自由席】
※ユース、学生、高校生以下は当日要証明書
※未就学児のご入場は不可

 

劇団態変 第69回公演

さ迷える愛  破
『箱庭弁当』

令和元年6月21日(金)~23日(日)


令和元年
6月

21日(金)19:30★
22日(土)13:30/18:00★
23日(日)12:00 /16:30
※受付開始/開演の60分前。開場/開演の30分前。

※★印=終演後に金滿里とゲストによるアフタートークあり
【ゲスト】
 21日=白井聡氏(政治学者) 
 22日=土居安子氏(大阪国際児童文学振興財団)


photo by bozzo

主宰・金滿里の「身体障碍者の障碍自体を表現力に転じ、未踏の美を創り出すことができる」という着想に基づき、身障者自身が演出し、演じる劇団として活動する、劇団態変。

1年半ぶりの関西公演となる本公演では、シリーズ〈さ迷える愛 〉の第二弾をお送りします。
「箱庭」「弁当」をモチーフに幻想の旅を描き、劇団態変が正面から挑む本格ファンタジーにご期待ください。


〈さ迷える愛 〉シリーズとは

「愛」を語り合える相手を探し、自分たちが安心できる空間を創っていくことは、生存のための本能的行為。
その「愛」は、ともすれば自分も相手も縛るものとなり、排他的にもなる。
方向如何によって、正義と悪が瞬時に変わってしまうものである。
AI 時代の到来と言われる昨今、人間の心が持つ「愛」はその存在意義を、大切に検証されるものになる。
人としての感情を経済で売り飛ばす、その心の隙間にいつの間にかあってしまう愛は、本物かどうか…?
普遍的な心理として「愛」を問うことに、今こそ臆せず向き合っていく時。今回は、三部作「序・破・急」の「破」、『箱庭弁当』と題し、小さな箱にぎゅっと詰まったと思いきや広い世界への旅が始まります。

『箱庭弁当』について

本作、『箱庭弁当』がテーマに据えるのは、ファンタジー。
劇団態変が旗揚げ公演として上演した『色は臭へど』(1983年)は、身体障碍者の身体感覚を見せつけ、いわば障碍者ファンタジーとも呼べる作品でした。以降、劇団態変は、身体表現を通して障碍者の世界観を示すのみならず、自ら障碍者の中にもある健常者文明をひき剥がし、普遍的な身体性を追求し続けてきました。
旗揚げ36年目を迎える本作では、囲われ、捨てられる世界である「箱庭」「弁当」から発する幻想の旅を描きます。旅の舞台に登場するのは、おかずのアラカルトや甘いくるくるキャンディー。
踏み出した先での出会いと別れから、さらに世界を潜り抜けての冒険物語を、態変の身体で表現します。本当の外の世界とは何なのか、それを身体の実感として自己に受け止めるとは何なのか。劇団態変が正面から挑む本格ファンタジーにご期待ください。


クレズマー音楽と身体表現のカーニバル!
       
今回、生演奏で舞台を彩るのは、瀬戸信行、ジャージ川口によるクレズマー音楽。
クレズマーとは、東欧で発展したユダヤ人民謡をルーツに持つイディッシュ文化の一つで、世界に波及し伝統と無国籍感両方を感じさせる音楽です。劇団態変の舞台とは初の共演となり、懐かしさと、うきうきする感情を引き出すとともに、今回の『箱庭弁当』のごちゃまぜの魅力を彩り、おもちゃ箱をひっくり返したような、楽しい世界を幅広い年代にお届けします。


チケット/
一般 前売  3,500円
障碍者・介助者・シルバー(70歳以上)  前売3,000円
U-22(22歳以下) 前売2,500円
U-22(12歳以下) 前売1,000円
飛行機割引 2,500円(※6/21から6/23の間、飛行機で関西に来られた方対象。本人確認ができる名前の書かれたチケットをご提示ください。)
当日 一律4,000円
【全席自由・日時指定】

※劇団態変賛助会員証提示で受付にて500円払戻
※各種割引は劇団のみ取扱い。当日受付にて要証明書提示
※障碍者割引は障碍者手帳をお持ちの方・介助者は障碍者と同伴の方おひとりまで。
※車イスのまま観劇いただける席は、席数限定。劇団態変へ要事前予約


photo by bozzo

プロフィール
芸術監督 金滿里
日本で活躍した韓国古典芸能家・金紅珠の末の娘として生まれる。3 歳でポリオに罹患、全身麻痺の重度身障者となる。
1974 年日本で初の24 時間他人介護による障碍者の自立生活を障碍者運動の活動の中で開始。
1983 年劇団態変を旗揚げ。身体障碍者の障碍そのものを表現力に転じた身体表現芸術を世界に先駆けて創出してきた。劇団態変では、一貫して芸術監督を務め、これまで一作を除く、全作品の作・演出を手掛けている。また、自らのソロ公演を含めたほとんどの作品に出演もしている。 2017 年10 月金滿里ソロ『寿ぎの宇宙』東京公演で平成28 年度文化庁芸術祭参加。
著書 「生きることのはじまり」(筑摩書房)
   「私は女」(金満里・岸田美智子 共著) (長征社)
  「身体をめぐるレッスン(1) 夢みる身体」(鷲田清一編) 寄稿(岩波書店)
映画出演 「靖国・地霊・天皇」大浦信行監督(2014 年)

【速報】令和元年度「現代演劇レトロスペクティヴ」開催について


【速報】

「現代演劇レトロスペクティヴ」は、1960年代以降に発表された、時代を画した現代演劇作品を、関西を中心に活躍する演劇人によって上演し、再検証する企画です。
令和元年度のラインナップをお知らせします。


★トリコ・A 『ここからは遠い国』
 <初演:1996年 199Q太陽族>

作/岩崎正裕
演出/山口茜
日程/2019年12月20日(金)~22日(日)
チケット発売予定/10月上旬

★コンブリ団  『紙屋悦子の青春』
<初演:1992年 時空劇場>

作/松田正隆
演出/はしぐちしん
日程/2020年1月17日(金)~19日(日)
チケット発売予定/11月上旬


各公演の詳細は追ってお知らせします。ご期待ください!

烏丸ストロークロック『まほろばの景 2020』

令和2年1月25日(土)~27日(月)

令和元年
1月25日(土) 18:00★
1月26日(日) 13:00
1月27日(月) 13:00

※受付開始/開演の40分前。開場/開演の20分前。
※★…終演後、演出の柳沼昭徳とゲストによるアフタートークあり。

京都の実力派「烏丸ストロークロック」が送る、二年の歳月を経て新たに生まれ変わる話題作

現代人と社会が抱える問題をモチーフに、繊細かつ骨太な作品づくりを行う劇団「烏丸ストロークロック」。ひとつのコンセプトを用いた小作品の上演を数年に渡って積み重ね、分厚く上質な作品を創り上げています。

今回は東日本大震災を起点に創作、仙台での滞在制作といくつかの短編劇創作を経て、2018年に長編作品として東京・京都で上演し、高い評価を得た話題作『まほろばの景』を再創作し新たに上演します。
出演者には、劇団メンバーに加え宮崎・三重・宮城と各地屈指の劇団から俳優が結集しました。

「男は理想郷を探して彷徨い人々は野生を求めて山を経巡(めぐ)る」

2018年『まほろばの景』(撮影:東直子)
2018年『まほろばの景』より(撮影:東直子)

 

 

日本人の自然観に大きな影響を与えたと考えられる山岳信仰を題材に、故郷を失い山の中に迷い込んだ男が人知を超えた自然現象や不可思議な人々と対峙する様を通して「現代人の生」を浮かび上がらせます。
仙台をはじめとした各地での綿密な取材とフィールドワークを重ね、新たに生まれ変わる力作をぜひお見逃しなく。



やっかいな人

そんなにやっかいなことをしなくても「作品らしいもの」はつくれるのに、けれど柳沼昭徳と烏丸ストロークロックは、そんな「やっかい」を止めようとしない。けれど「やっかい」を通過儀礼として生まれた作品は、複雑で単純な、我儘で淋しがりな、善意が暴力を生み、臆病が悪意に変わる、そんなやっかいな人間の有様を、深く受け入れ、懸命に愛し、どこまでも祝おうとする意志にあふれている。その姿にわたしはいつも心打たれてしまうのだ。
                 
                 永山智行(劇団こふく劇場)

2018年『祝・祝日』(撮影:相沢由介)
2018年『祝・祝日』より(撮影:相沢由介)

【烏丸ストロークロック プロフィール】
1999年設立。京都を拠点に国内各地で活動を行う。近年では作品のモチーフとなる地域での取材やフィールドワークを元に短編作品を積み重ね、数年をかけて長編作品へと昇華させていく創作スタイルが評価されている。代表の柳沼は第60回岸田國士戯曲賞ノミネートや平成28年度京都市芸術新人賞を受賞するなど関西で注目を集める一人である。


チケット/
一般前売 3,500円(当日4,000円)
25歳以下 2,500円(当日3,000円)
【整理番号付き自由席・日時指定・税込】
※25歳以下は当日受付にて証明書をご提示ください。
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。