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共催 演劇

次世代応援企画break a leg
努力クラブ第15回公演
『誰かが想うよりも私は』

令和4年6月4日(土)~5日(日)

  

令和4年
6月4日(土)14:00★/19:00
6月5日(日)11:00★/15:00
※受付開始・整理番号発行は開演の45分前。開場は開演の30分前。
※整理番号は受付順に発行。
※★がついている回は、終演後に下記ゲストを迎え、作・演出の合田団地とのアフタートークを行います。
4日14:00回…岩崎正裕 (劇団太陽族)、
5日11:00回…依田那美紀 (生活の批評誌)


ネガティブな/ネガティブとされている、私的で後ろめたい事象や感情を題材とした”コメディ”を得意とする努力クラブ。座付作家の合田団地が本作で描くのは、恋を成就させるために手段を問わず行動する”すぐに好きな人ができる女の子”。繊細な人間関係や暗い欲望、冴えない感情などを、大げさにすることなく坦々と取り扱うことで、現代社会を切り取ったようなリアリティ溢れる人間関係の機微を映し出す。


■あらすじ/
私には理解できないのだけど、あの子に好きな人ができたそうだ。秘密めかして打ち明けられたけれど秘密めかす必要なんてないと思う。秘密めかして「好きな人ができた」と打ち明けられて、私は「また」と笑った。そうなのだ。彼女はすぐに好きな人ができる。好きな人が変わる。彼女はいつも同じように秘密めかすけど、何度も同じことを聞かされている私は彼女の打ち明け話に正直なところ飽き飽きしている。秘密めかして打ち明けられた私は「また」となんにも面白くもないのに笑う。「笑わないでよ」と彼女はふてくされたけど、どうしてふてくされるなんてできるのだろう。せっかく気を使ったのに笑ってあげなきゃよかったな。「ごめん」って謝って「今度はどんな人?」って訊いてあげて、そしたら彼女は気分をよくしてその好きな人の話を始める。話している彼女を私は眺めている。そんなことをしている今日という日を考える。私には不思議で仕方ないのだけど、あの子はすぐに好きな人ができるし、いつだってその気持ちを成就させる。


■チケット/
一般前売 2,800円(当日3,300円)
高校生以下一律 1,800円
伊丹市民ご招待(先着順)※アイホール電話予約のみ
【日時指定・全席自由】
※「高校生以下」「伊丹市民招待」は、当日要証明書提示。


■努力クラブ

第14回公演『救うか殺すかしてくれ』より 撮影:小嶋謙介

2011年に合田団地と佐々木峻一を中心に結成。京都を拠点に活動。神戸アートビレッジセンター「KAVC FLAG COMPANY 2020-2021」、ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム“KIPPU”2022年度に選出。また、作・演出の合田団地が京都芸術センター「KAC Performing Arts Program 」にて委託を受け作品制作を行うなど、精力的に活動している。ネガティブな題材を用いてコメディをする。なんとなく嫌なものに対しての救いになりたいというのが、僕らの希望です。嗚呼、駄目なものに対して優しくありたい。


次世代応援企画break a leg

「break a leg(ブレイク ア レグ)」とは、これからパフォーマンスを始める人に向かって「成功を祈る」という意味で用いられるフレーズ。本企画では、アイホールで上演機会のなかった若手表現者に会場を提供し、次代を担う才能の発掘・育成を目指します。新風を吹き込んでくれる表現者たちの競演にご期待ください

共催|伊丹市立演劇ホール

作・演出・出演等

作・演出/合田団地

出演/
崎田ゆかり(ゲッコーパレード)
佐々木峻一
三ヶ日晩(コトリ会議/小骨座)
重実紗果
橘カレン
にさわまほ(安住の地)
美少女丸(ソキュウ)
マナカ(劇的☆ジャンク堂)
横山清正(気持ちのいいチョップ)

チケット取扱・お問い合わせ

チケット取扱/
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アイホール(窓口・電話予約)
 TEL:072-782-2000 
 (9:00~22:00、火曜休館)

お問い合わせ/
努力クラブ

 doryokukurabu@yahoo.co.jp
TEL:080‐8442‐2080(制作)

アイホール
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 (9:00~22:00、火曜休館)
 MAIL:info@aihall.com