平成26年度【自主企画】



日本の演劇賞・戯曲賞を続々と輩出してきた伊丹想流私塾。
近年は第20回OMS戯曲賞を中村賢司(第3期)が、また林慎一郎(第8期)が同賞特別賞を(彼は第18回OMS戯曲賞を受賞)、
そうして塾長自らは、本年、第17回鶴屋南北戯曲賞を受賞。
まさに受賞の大量生産(下記参照)、しかもリニューアルで、なんと受講料を大幅プライスダウン中!
もちろん、初心者にとっても、経験者にとっても、“より実践的”で“より学びやすい”講座です。アナタのご応募、お待ちしております。

毎度おなじみの想流私塾でございます
想流私塾とは*「そりゅうしじゅく」と読みます。べつに「そうりゅうしじゅく」と読んでもかまいません。 *「そりゅうし」つまり、素粒子は私たちを創るためにこの世に存在するものではありませんが、そのきまぐれで、私たちが出来てしまいました。 *想流私塾は、ですから、きまぐれで、戯曲の書き方を学問する塾です。 *しかし、戯曲というのは、演劇の台本(シナリオ)のことで、これでもひとつの文学であります。 *文学である以上、文学賞(戯曲賞)を一発狙い、一攫千金といきたいものです。 *入試、就職には、ほとんど役にたちませんが、経験でいうと、人生の、ひまつぶしの、オモチャにはなるようです。 *ともかく、一年つづけると、初心者は何だか知らないまに、戯曲が書けるようになり、自分のコトバが上演されるのは、けっこう面白いと評判です。 *私たちは、つじつまの合わない人生を過ごしている、あなたを待っています。

北村想

●塾名/ 伊丹想流私塾(いたみそりゅうしじゅく)と称する。
●講師/ 塾長:北村 想[きたむら・そう]
劇作家、小説家。代表作に『寿歌』、『想稿 銀河鉄道の夜』など。
2014年『グッドバイ』で第17回鶴屋南北戯曲賞を受賞。また、『十一人の少年』で第28回岸田國士戯曲賞、 『雪をわたって・・・第二稿・月のあかるさ』で第24回紀伊國屋演劇賞、 また、ラジオ・ドラマ『ケンジ・地球ステーションの旅』でギャラクシー賞を受賞。 近年では、戯曲『寿歌−全四曲−』や演劇論集『恋愛的演劇論』を刊行。 これまでの執筆戯曲は200曲をこえる。戯曲だけでなく、小説、童話、エッセイ、シナリオ、ラジオドラマなど、 いわゆる、著述業、あるいは売文業。いまでいうフリーランス。

師範:高橋 恵(虚空旅団)、横山 拓也(iaku)

●期間/ 平成26年6月〜平成27年3月
●講義/ 平成26年6月〜12月
原則的に月2回、隔週月曜日(計15回)
開講日 平成26年6月2日(月曜)
講義時間 19:00〜21:30
6月2日(塾長)・16日・30日(塾長)、7月14日・28日(塾長)、8月11日・25日(塾長)、9月8日・22日(塾長)、10月6日・20日(塾長)、11月3日・17日(塾長)、12月1日・15日(塾長)
●公演/ 平成27年2月28日(土)・3月1日(日)
※公演期間にあたる平成27年2月27日(金)〜3月1日(日)は終日参加が望ましい。
※平成27年1月以降の公演準備期間(改訂・稽古立ち会いなど)にも参加のこと。
●資格/ 男女問わず、国籍問わず(ただし日本語のできるもの)。
年令もこの際、問わないことにする。
また、現在どこかの劇団に所属している者も、入塾を認める。
何処に住んでいてもよいが、塾所在地(伊丹)に通えることを条件とする。
●募集人員/ 10人程度
●受講料/ 56,000円(2回分納)
●応募方法/ 所定の応募用紙に必要事項を記入のうえ、 「身辺雑記」というテーマで1200字以内のエッセイ(A4サイズで統一)を添え、 82円切手を貼った返信用封筒を同封の上、アイホールまで郵送すべし。
(応募書類は返却しません)
※応募用紙はアイホールまで請求していただくか、 こちらからダウンロードすること。【[PDF][EXCEL]
[特待生]
条件/ 2年以上の継続的な活動実績があり、かつ、伊丹想流私塾で、より一層の研鑽に励みたいという有志に対し、塾長並びに師範が特に認めた場合に限り、[特待生]として入塾を認める。
募集人数/ 若干名
受講料/ 30,000円(初回納入)
追加提出書類/ 1.劇作の履歴が分かるプロフィール
2.執筆作品が実際に上演されたことを証する公演チラシ(過去2年分)
3.上演戯曲一篇(未上演作品は不可・清書済のもの)
4.上記3の公演企画書(キャスト・スタッフを明記したもの)
[学生&ユース]
条件/ 学生及び25歳以下の者で、塾長並びに師範が特に認めた者に限る。
募集人数/ 若干名
受講料/ 36,000円(2回分納)
追加提出書類/ 学生証あるいは年齢を証明する書類(どちらも顔写真付)のコピー
●審査/ 塾長以下講師陣が選考。一次審査は書類、二次審査は面接による。
●書類締切/ 平成26年4月19日(土)必着
●二次審査/ 平成26年4月26日(土)午後
●宛先/ 〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2-4-1 アイホール 「伊丹想流私塾」係
●問い合わせ/ Tel.072-782-2000 E-MAIL:info@aihall.com
●主催/ 公益財団法人伊丹市文化振興財団、伊丹市




伊丹想流私塾(平成8年〜)卒塾生たちの実績
<第3期> 大正 まろん 第17回名古屋文化振興賞戯曲部門入選
第13回OMS戯曲賞佳作
<第4期> 松木 麻里子 第22回名古屋文化振興賞戯曲部門入選
<第10期> くるみざわしん 第18回テアトロ新人戯曲賞佳作
<第13期> 南出 謙吾 第15回OMS戯曲賞最終候補
<第14期> ナガイヒデミ 「日本の劇」戯曲賞2012最優秀賞
<第16期> 松宮 信男 第23回テアトロ新人戯曲賞佳作


《歴代師範の実績》
岩崎 正裕(初代師範) 第4回OMS戯曲賞大賞
深津 篤史(初代師範) 第42回岸田國士戯曲賞
第13回読売演劇大賞優秀演出家賞
芳ア 洋子(第1期) 第14回名古屋文化振興賞戯曲部門入選
第9回OMS戯曲賞佳作
第8回日本劇作家協会新人戯曲賞
平成21年度文化庁芸術祭賞大賞(ラジオの部門)
田中 孝弥(第1期) 第13回名古屋文化振興賞戯曲部門佳作
中村 賢司(第3期) 第3回かながわ戯曲賞最優秀賞
第20回OMS戯曲賞大賞
林 慎一郎(第8期) 第18回OMS戯曲賞大賞
第20回OMS戯曲賞特別賞
高橋 恵(第4期/現師範) 第20回OMS戯曲賞最終候補
横山 拓也(第5期/現師範) 第15回劇作家協会新人戯曲賞
第1回せんだい短編戯曲賞