『とろっか、とろっか』 地方都市の駅前商店街。江戸時代創業の古びた写真館「ひなたぼっこ」は、日本の写真館の草分けの一つとして知られ、 研究熱心な歴代店主の経営でみんなに愛されていた。しかし、六代目店主・樹一郎は、仕事にやりがいを見出せず店を閉めようと考えていた。 それを知ったアシスタントの花は、地元の人々をまきこみながら存続できないかを試みる。 花には、写真の仕事を失うわけにはいかない理由があった…。 |
『水の音』「日本の劇」戯曲賞2012最優秀賞受賞 東京近郊の町にある駅近くの喫茶店「澪(みお)」。店長兼オーナーの敦志が一人で切り盛りするこの店に、幼馴染の楓太と奈津がやってくる。三人は50歳。 四国の農村・澪村出身で、中学時代は同じ水泳部の仲間だった。 久しぶりに集まった三人は、青春時代を振り返りながら、そのころの思いをよみがえらせる。 もう恋愛をするような年齢ではないけれど、ひとりも寂しい。そんな幼馴染たちのさまざまな本音とは…。 |
作:伊地知克介 演出:空ノ驛舎(空の驛舎) 出演:あらいらあ、石塚博章(空の驛舎)、 小畑香奈恵(宴劇会なかツぎ)、小中太(劇団子供鉅人)、 橋本浩明、原綾華(桃園会)、三田村啓示(空の驛舎)、 山本彩(空の驛舎) 音響:津久間泉(空の驛舎) 音響協力:大西博樹 |
作:ナガイヒデミ 演出:岩崎正裕(劇団太陽族) 出演:保 (兵庫県立ピッコロ劇団)、森本研典(劇団太陽族)、 峯素子(遊気舎) |
□伊地知克介(いじち・かつゆき) マスターコース第7期・第8期にて岩崎正裕・中村賢司に師事。 「劇団大阪」で上演された『運転中』が、第19回OMS戯曲賞最終候補作に残る。本作は、マスターコース第7期在籍中に執筆。 高槻市のシニア劇団「恍惚一座」への新作書き下ろしなど、精力的に活動している。 |
□ナガイヒデミ 伊丹市立生涯学習センターの講座(講師:横山拓也)で初めて戯曲創作に触れる。 その後、伊丹想流私塾第15期で北村想・林慎一郎・高橋恵に、同塾マスターコース第6〜8期で岩崎正裕・中村賢司に師事。 本作はマスターコース第6期で書いた初の長編戯曲。 「日本の劇」戯曲賞2012最優秀賞を受賞し、東京・恵比寿エコー劇場で上演された。 |
日時: 2014年 7月17日(木)15:00/19:00 |
日時 2014年 7月24日(木)19:00 |
※受付開始・開場は開演の30分前。
※各回終演後、合評会を行います。
■料 金: | 500円 ※限定40席、要予約 |
■会 場: | アイホール(伊丹市立演劇ホール) カルチャールームA 兵庫県伊丹市伊丹2丁目4番1号 |
■問い合わせ: | アイホール Tel.072-782-2000 E-MAIL:info@aihall.com |
■主 催: | 公益財団法人伊丹市文化振興財団、伊丹市 |