平成31年
2月23日(土)19:00
2月24日(日)12:00/16:00
※受付開始・整理券配布/開演40分前。開場/開演20分前。
間に合ったのか、間に合わなかったのか・・・
逢えたのか、逢えなかったのか・・・
とあるマンションの二つの部屋。
一つの部屋では、出戻ってきた女性が引っ越し作業中。
哀しい別れをしてきたらしく、寂しげで何やら思い詰めている。
手伝いにきた友人や謎の訪問者を巻き込み作業は進む。そこに元夫と思しき男性が現れ…。
もう一つの部屋では、母親が娘の住んでいた部屋を片づけている。
昔からの友人と一緒に、にぎやかに作業は進められていく。
やがて二つの部屋で繰り広げられるアレコレが思わぬかたちで繋がりはじめ…。
岡部尚子が2015年に演劇集団キャラメルボックスのハーフタイムシアターに書き下ろした『君をおくる』をベースに、演劇ラボラトリー版として新たなエピソードを加えて大改訂。20~70代の女性を中心とした総勢18名が、夫婦のあり方、親子の繋がり、出産をテーマに、笑って泣けるコメディに挑戦します。
チケット/
前売 1,800円
当日 2,000円
【日時指定・自由席】
※未就学児童の入場はご遠慮ください。
演劇ラボラトリーとは|
初心者のための演劇実践講座。演技ワークショップと公演を通して、初歩から演劇を学びます。
今年で三度目となる演劇ラボラトリー。
派手ではないが静かでもない大阪弁の会話劇を旗揚げから10年続けてきた空晴らしさ。そして普段その空晴では出来ないこと、しないことをここでは挑戦しています。
この演劇ラボラトリーのいちばんの特徴は、年齢層の厚さ! 初年度からそうでした。もちろん今回も。そしてアイホールという空間を活かした舞台セット。
そこに二年目は劇構造にも新しい試みを取り入れました。普段はワンシチュエーションばかりの空晴ですが、「3月、11月、その年の1月」と時間が飛んだり戻ったりする三場もの。この歳になって(今年ラストアラフォーです)新しいお芝居の創り方に臨む場があるのは本当にありがたいことです。
そして三年目の今年は、更なる挑戦を試みます。
一つの部屋で起こるお話ではなく、部屋が二つ。そこを行き来するという構成。三回チャンスがあったからこそ、ここまで「やりたい!」が広がり、増えてきました。もちろんそれは過去二回の作品がとても素敵に仕上がり、好評をいただいた結果でもあります。
もう一つの劇団として関わってきたこの演劇ラボラトリー。
“アテガキ”という、役者に充てて台本を書く私なので、毎回ラボ生に書かせてもらっています。舞台にあがる一人一人が、この演劇ラボラトリーに参加してくださったから生まれた作品たちです。ベースは空晴や私の過去の作品ですが、ラボオリジナルとして生まれ変わっています。
過去二回に参加してくださった、関わってくださったすべてのラボ生にも感謝して、最後の作品に取り組みます。
作・演出|岡部尚子
主催|公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画製作|伊丹市立演劇ホール
助成|
文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
作・演出・出演等
作・演出
岡部尚子
出演
阿井さくら
有田達哉
あるふ
上田弘子
小笠原愛子
尾﨑夏海
清水睦
中津井彩加
中野裕美
西岡栄子
西脇聖
藤原佳奈
町田康典
宮岡真紀
百々美江
森寺みなみ
駒野侃(空晴)
小池裕之(空晴)
チケット取扱・お問い合わせ
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