舞台芸術を見る

令和6年
12月5日(木)19:30
12月6日(金)15:30／19:30
12月7日(土)11:30／15:30
12月8日(日)（11:00★）／14:30／18:30
12月9日(月)14:30
※受付開始・開場は開演の30分前。
※上演時間は100分以内目指し。
※★印は、ハンディキャップ割適用のお客様を対象にした公演。予約時にご相談の上ご案内します。明かりを点けたまま、音量を小さめにして上演します。詳しくはコトリ会議のWEBサイトをご確認ください。

【関連企画】
①オープンロビー
上演中以外はロビースペースを11:00～
21:00で交流の場として、寒い時のあった
か処として開放してます。地域のことや演劇
のことをお話ししにきてください。（12月9
日の終演後は機材の出し入れがあるので、
空間を限定する可能性があります）

②プレトーク
毎公演の開演前にロビーで20分ほど
ゲストを招いてトークコーナーを設け
ます。ゲストのラインナップはSNSや特
設ページでお知らせいたします。早め
に来て聴くと遅れずに席も選びやすい
ので聞くことをおすすめします。

③バックステージ紹介
終演後に20分程度時間を設けて、舞
台の中身も紹介できるようにいたしま
す。客席からは見えないところも覗い
ていだだけます。ただし終演後の疲れ
た俳優には触れないでください。噛み
付く恐れがあります。

コトリ会議、2年ぶりの新作長編！
ひとと劇場とまちをつなげる劇団が贈る奇妙で不思議な近未来の物語。

今から100年後。
第八次世界大戦の尾をひいた第八次半世界大戦が勃発していた。
人類はおろか、世界中の生き物が疲弊する中、燕と人間を合体させ、空と陸とを謳歌する超生物「ヒューマンツバメ」が誕生する。
ヒューマンツバメ達は平和なツバメ王国を作り、生物であるが故の争いの連鎖から解き放たれようとしていた。
ただ、歪めた形になった彼らは、もう子どもを産めない。先へ先へ、身体を改造するしかない物になってしまった…。
日本。とある喫茶店。山生（やませ）家の人たちは、昔から大事な話がある時はこの店に集まった。
今日集まったのは、長女の夫に国防軍への招集令状が届いた為だ。1人が口を開く。
「ヒューマンツバメの素材に登録すれば、徴兵は免れるらしい…」
ただし、ヒューマンツバメになるという事は、人間の記憶をほとんど失くすという事だった。
「おかえりなさい」
そう言える人と、言えない人。
私たちは、どんな姿形でどんな想い出を残していれば、そう言ってもらえるのだろう。
喫茶店のコーヒーの味は、ツバメのクチバシに合うのだろうか…。

■チケット／
＜日時指定・全席自由／各券種とも前売・当日共に共通料金＞
一般　3,200円
年齢割①*1　2,500円
年齢割②*2　500円
遠方割*3　1,000円
ハンディキャップ割*4　1,000円

【伊丹市民割引あります】
伊丹在住割　2,500円

*1　年齢割①：19歳以上25歳以下の方
*2　年齢割②：18歳以下の方
*3　遠方割：近畿2府4県(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)以外にお住まいの方
*4　ハンディキャップ割：障害者手帳またはアプリ対応。予約締切は11/10(日)23:59。
ご相談の上、安心して観劇出来る環境を提案させていただきます
詳しくはコトリ会議のWEBサイトをご覧ください。
※各割引は当日に証明となるものをお持ちください。
※未就学児の入場はご遠慮ください。

【プロフィール】
2007年に旗揚げ。現在は劇団員は9人。兵庫県、大阪府、東京都と住まいはバラバラ。生と死が境界を超えて繋がっているSF的な世界を可笑しく優しく描く作風。見過ごされがちなものを掬い上げる視点で創作する。旅が好き。これまで関西以外では東京、愛知、宮城、新潟、福岡、静岡、石川で公演を行なっている。縁を辿って、2回以上はそこで上演しようとする。小さな会場が好き。大きな会場も小さく使いがち。作家の山本正典は2020年 第27回OMS戯曲賞大賞受賞 。俳優の原竹志は2024年 第二十六回 関西現代演劇俳優賞受賞。劇団としてはCoRich舞台芸術まつり！ 2024春で準グランプリ受賞。