ポスト・パフォーマンストーク ゲスト・プロフィール
石原 岳(いしはら・たけし) ヘリパッドいらない住民の会会員・高江在住のギタリスト
1971年神戸生まれ。'92年沖縄に移住。ギタリスト、コンポーザー。ロック、ブルーズ、パンクやサイケデリック音楽に影響を受けて19才からギターをはじめる。
ギター2本の轟音即興ユニット『PIRARUCU』(ピラルク)やさまざまな即興ユニットで、エレキギターとエフェクターを使い演奏。微音から轟音まで、
アンビエントからノイズまで。沖縄県内外で活動。2007年、演奏活動をしながら「やんばる」とよばれる沖縄県北部亜熱帯森林地帯にある東村高江に移り住む。
移住すると同時に国による強引な米軍ヘリパッド建設問題勃発。戦闘機やヘリの騒音、米軍基地があることによって日常的に起こる事件や事故に対して、
意識に変化が起こる。北部訓練場過半返還に伴う、沖縄県の基地負担軽減を謳い文句に、ろくに説明もせず、一方的に、
高江の小さな集落の周りにヘリの離着陸帯ヘリパッドを6つも新設しようとする国の動きに対して、きちんとした説明を求める座り込み運動をはじめる。
弘川 欣絵(ひろかわ・よしえ) 弁護士
2008年弁護士登録(大阪弁護士会)。難民裁判、在日朝鮮人の本名(民族名)損害賠償裁判など外国人事件を多数手がける。
現在、4・5釜ヶ崎弾圧事件を担当。この事件は、'07年に釜ヶ崎の多数の労働者の住民票が削除されたため選挙権が行使できなくなった問題について、
選挙の当日、投票場の前(小学校の校門前)で投票呼びかけ行為・抗議行為をしていた人達が一斉に逮捕・起訴された事件。現在、控訴中。
坂手 洋二(さかて・ようじ) 劇作家・劇団「燐光群」主宰・日本劇作家協会会長
1962年岡山県生まれ。地雷を取り巻く世界状況を描いた『だるまさんがころんだ』(2004)で鶴屋南北戯曲賞、
朝日舞台芸術賞を受賞した他、数々の賞を受賞。沖縄問題に関しても『ピカドン・キジムナー』などの「沖縄三部作」や『普天間』など、
沖縄の歴史と現在の問題を刻みつけようとする多くの作品を発表し、国内外で高く評価されている。非戦を選ぶ演劇人の会実行委員。
宇野田 陽子(うのだ・ようこ) 大阪でひとやすみプロジェクト・言語聴覚士
鳥取県出身。高校でインドネシアに1年間留学。大学在学中は、休学して釜ヶ崎のアルコール依存症リハビリ施設において1年間住み込みで働く。
1996年よりノーニュークス・アジアフォーラムの活動に参加、アジアへの原発輸出の問題に関わる。2011年5月に大阪でひとやすみプロジェクトを立ち上げ、
東北のご家族の短期保養受け入れ、保養キャンプへの引率、月一回の東北訪問などに取り組む。
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