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演劇 自主企画

【公演中止】令和元年度 演劇ラボラトリー
木ノ下歌舞伎プロジェクト 発表公演
道行考みちゆきこう

令和2年3月22日(日)

【公演中止】新型コロナウイルスへの対応に伴う公演中止について
新型コロナウイルス感染拡大防止策による臨時休館に伴い、3月31日(火)までの主催事業について中止いたします。公演を心待ちにしてくださっていた皆さまに心からお詫び申し上げますと共に、ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。


令和2年

3月22日(日)15:00
※受付開始・整理券配布/開演45分前。開場/開演30分前。


古典作品の登場人物と現代の私たちをつなぐ「道行(みちゆき)」にまつわる作品群。

今回、演劇ラボラトリーの一年の集大成として行う発表公演で、題材として取り上げるのは、日本の古典作品でよく見られる登場人物の心情を反映した情景描写である「道行(みちゆき)」です。

講師であり、発表公演のドラマトゥルクを務める木ノ下裕一より補綴※(ほてつ)を学んだ受講生自身が資料・文献の調査やフィールドワークを経て、台本を執筆します。

演出には林慎一郎(極東退屈道場)を迎え、平知盛や六条御息所など関西を舞台にした古典の登場人物たちの「道行」に現代的解釈を加え新たに立ち上げます。
※現存する上演台本や、さまざまな関連文献を参照しながら古典を再解釈し、編纂すること。


チケット/
前売・当日 500円
【全席自由】
※未就学児童の入場はご遠慮ください。

演劇ラボラトリー 木ノ下歌舞伎プロジェクトとは|

一般を対象とした演劇実践講座。今年度は  「木ノ下歌舞伎プロジェクト」と銘打ち、古典芸能に特化し、歌舞伎、能、狂⾔、⽂楽などを総合的に学んだ。特別講師には斯界の研究者や、歌舞伎俳優や能役者などを迎え、本格的なレクチャーやワークショップを⾏った。その後、⽊ノ下による指導の下、補綴(ほてつ)について学んだ。

 


撮影:東直子


何かを求めて、ある地点からある地点へと歩く。失恋、病苦、逃避、挫折、失墜……旅に出る理由はさまざまですが、「あそこに行けば、何かがある」と信じた人たちの軌跡を、日本の古典は「道行」というかたちで表してきました。
二本の足を動かしているうちに、景色と時間はゆっくり流れ、次第に心も変化していく。求めていた“何か”は、終着地ではなく、旅の道中(プロセス)にあるのかもしれません。
平知盛、巴御前、俊徳丸、六条御息所と、歴史の底に埋もれた無名人たち―五つの道行を作ってみました。題材のリサーチからフィールドワーク、台本執筆まで、受講者のみなさんが恐ろしいくらいのモチベーションの高さでやってくれました。古典の中に潜り込むように、亡き魂たちの声に耳をすますように編まれた私たちの〈道行〉を、リーディングと演劇を綯い交ぜにして上演します。
旅は道連れ。ご一緒に歩いていただければ幸いです。

ドラマトゥルク|木ノ下裕一


主催|公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画製作|伊丹市立演劇ホール
助成|
文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

作・演出・出演等

ドラマトゥルク
木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎)

演出
林慎一郎(極東退屈道場)

台本・出演・リサーチャー
浅枝寛之
網野朋子
江藤豊子
小野毅
河合良三
小山祐美
篠原裕紀子
神野龍一
髙木由起
田上知枝
竹山明美
田中遙
ちはや
中川満紀子
中村優
英衿子
原田裕
HERO
町田康典
萌子
百々美江
森寺みなみ
渡辺紀子

チケット取扱・お問い合わせ

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 (9:00~22:00、火曜休館)

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