令和元年
9月
13日(金) 19:30
14日(土) 15:30
15日(日) 11:30/15:30
※受付・整理券配布/開演の60分前。
※開場/開演の30分前。
関西の実力派「劇団太陽族」が、実在の島・実在の人物をモチーフに、フィクションをまじえて描く新作。
社会で起こる事件や現象を題材に取りながら、人と人との関係性に重点をおいた、普遍性のあるドラマ作りに定評がある劇団太陽族。今回、「原爆詩集」の詩人・峠三吉と「絵本 おこりじぞう」の挿絵で知られる詩画人・四國五郎をモデルに、ルポルタージュ『売春島』(高木瑞穂/2017年)に触発されて書き下ろす、岩崎正裕の新作を上演します。
江戸時代、<風待ちの港>と呼ばれ、各地の船が立ち寄った“ワタカノシマ”。時代は経て1952年。GHQ占領下の日本で、辻詩の活動を行う芸術家二人が、激しい弾圧を逃れこの島にやってくる。そこで、島で暮らす女たちを相手に啓蒙しようとするのだが・・・。
男たちの焦燥と女たちの諦念、カネと性、権力と人情、二極の構図から織りなされる人間ドラマから、今の私たちの在りようをあぶり出す意欲作。
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伊勢志摩の的矢湾に浮かぶ小さな島の物語をいつか書きたいと思っていた。その島は、かつて売春で栄えた。今も渡船が行き来しており、5月の初旬に上陸してみたが、家族連れで賑わう中に、売春の影は微塵もなかった。時代を遡らねばならない。そこで辻詩である。辻詩とは戦後間もない広島で、峠三吉と四國五郎によって始められた詩と絵を組み合わせたポスターである。朝鮮半島への原爆投下を危惧した峠らは、詩と絵画を街角に掲げ辻説法を行う。官憲に追われればすぐにポスターを畳んで逃げ出す手筈だ。彼らが逃げ込んだ先が、もし売春島だったとすれば。物語の輪郭が浮かび上がった。
岩崎 正裕
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チケット/
一般 |前売3,000円(当日3300円)、
U-22(22歳以下)|前売2000円(当日2300円)、
ペア割引5,000円(前売・劇団予約のみ)
【日時指定・自由席】
※22歳以下は要証明。
公演情報
作・演出/
岩崎正裕
出演/
森本研典
岸部孝子
篠原裕紀子
佐々木淳子
中西由宇佳
韓寿恵
山本礼華(かしこしばい)
井上多真美(かしこしばい)
髭だるマン(笑の内閣)
山田まさゆき(突劇金魚)
保
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