振付家である矢内原美邦の演劇ユニット、ミクニヤナイハラプロジェクトが、『静かな一日』に引き続き、第56回岸田國士戯曲賞(2012年)受賞作で再びアイホールに登場します。
シェイクスピアの『アテネのタイモン』がベースとなっている本作。
不幸のどん底にいる後ろ向きの主人公・タイモンが、彼に関わるメイドやリンゴ農家とともに、「生きること」に対する前向きな姿勢を描いた作品です。
劇画的にデフォルメされた自己中心的なキャラクターが、超高速な台詞と、途方も無い運動量で魅せるドライブ感に溢れた舞台は必見です。 |