「過剰なまでに会話劇」を劇団のテーマに、ライトでドライな不条理劇を創り続けるオイスターズが、アイホールに初登場。
作・演出の平塚直隆は、2010年に『トラックメロウ』で第16回劇作家協会新人戯曲賞を、本作『日本語私辞典』で若手演出家コンクール2011最優秀賞を受賞。名古屋を中心に全国的に活動の幅を広げています。
「私」に毎日挨拶してくる知らない男。ストーカーと思しきその男を消すため、私はこの世界から“す”という文字を消した。
“す”という文字を消したことで、どうやら、その男は“トーカー”になってしまったらしい。
得意のナンセンスな会話で紡ぐ、自己と他者、言葉と概念のありようを問い直す不条理劇にご期待ください。 |