archives 今回の現代演劇レトロスペクティヴ各上演作品の原作資料をこのページで紹介します。 今回の『悲惨な戦争』archivesの資料は原作者・竹内銃一郎さんよりご提供いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。 1979年7月、当時JR池袋駅東口近くにあった劇場、文芸坐ル・ピリエにて上演された劇団斜光社第8回公演『悲惨な戦争』初演時チラシの表面。 与謝野晶子の『君死にたまふことなかれ』より一文が引用されています。 画面では判別しにくいですが、一部、文字情報が当時としては珍しい銀刷り。 竹内さんの筆名も改名前の「竹内純一郎」で掲載。 こちらは裏面。この公演の情報ではなく、斜光社公演『SF大畳談』の挿入歌レコードの宣伝が掲載。 (撮影:益永葉) ͉初演時の公演写真。左から沢田情児、嬢沙奈恵、小出修士、そして現在もTV、舞台、映画等で活躍する木場勝己(当時は西村克己)。 劇団斜光社では旗揚げ公演の『少年巨人』以外の作品は全て和田史朗が演出を担当。竹内さんは座付作家として在籍。 左から沢田情児、嬢沙奈恵、小出修士、木場勝己、恵千比絽。 「斜光社」という劇団名は、旗揚げからの中心俳優であった沢田情児が命名。 彼が「舞台に立っている時、斜めから当ってくる光の中で芝居をしていると、とても気持ちがいい」ということから「斜光社」になったとか。 (撮影:益永葉) (撮影:益永葉) 左から沢田情児、木場勝己、恵千比絽、小出修士、森川利一。 芸達者で個性的な役者たちを揃えていた劇団斜光社。彼らが繰り出す即興演奏にも似た丁々発止のアンサンブルは鮮烈な印象を観る者に残しました。 (以上、一部敬称略)
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