今までの参加団体
▼H24年度参加団体インタビュー
/
▼H25年度参加団体インタビュー
/
▼H26年度参加団体インタビュー
baghdad café 『サヨナラ』
2012.6.29fri〜7.1sun
「あ、ちゃんとやらなあかんやつや」とビビっていた記憶があります。初めてのアイホールは怖かったです。空間も観客も。公演後に達成感はありましたが、自分たちの未熟さも知りました。ある意味言葉通り足を折られました。しかしそのおかげで、今では少し骨が図太くなりました。あまりビビらなくなった原体験となる企画でした。
泉寛介(劇作家・演出家)
2003年8月結成。大阪を拠点に、泉寛介の脚本・演出で公演を行う。現代口語的なセリフと抽象度の高いパフォーマンスをベースに、多様な演劇の手法を無差別に盛り込み、日常から宇宙を舞台にノスタルジックなエンターテインメントをつくりあげる。
双子の未亡人『G-g(s)』
2012.7.7sat〜8sun
6名のダンサーで織りなす『G-g(s)』というダンス作品を上演しました。むき出しのホールの壁面に対面型の客席、舞台上に氷が滑り、泉が沸く。自由な空間構成が演者・観客双方にじわっと刺激を与え、作品に奔放さをもたらしたように思います。作品でありながらフリースタイルな表現に拡張し、翌々年に続編を更新できたのは、アイホールの受け皿の中でのびのびと実験的に製作させてもらったことが発端になっています。
佐伯有香(振付家・ダンサー)
2003年活動開始。京都を拠点としたダンスユニット。多岐にわたる表現スタイルとダンステクニックを織り交ぜ、空間の特徴を生かしたサイトスペシフィックな作品づくりに定評がある。現在、ユニットとしての新作創作は休止し、個々での活動を精力的に行っている。
冨士山アネット『八 − JAPANTOUR 2012』
2012.7.14sat〜15sun
アイホールではbreak a legにて初めて冨士山アネットの公演を行わせて貰ったけれど、その劇場としての自由度とスペックの高さにいつも良い心地にさせられる。エールをと言われ書いているこの文章だけれども、一寸すまない、余所は良いから私達に又やらせて下さいな、とも思う。それ程の気持で、それ程の劇場。
長谷川寧(作家・演出家・振付家・パフォーマー)
2003年活動開始。近年は、戯曲から身体を立ち上げる独自のジャンル「ダンス的演劇(テアタータンツ)」で、新作を国内外で発表。類稀な空間演出と創造的なヴィジュアル、身体性を強く意識したパフォーマンスにて創造的な舞台空間を描き出す。
劇団子供鉅人『モータプール』
2013.5.24fri〜26sun
常に「挑戦」を続けることが劇団にとっては必要だと思う。動員数や新しい表現、あるいは役者の成長、なんでもいい。もちろん劇団が自ら決めることだが、時には誰かが、演劇を愛する何者かが我々に「挑戦」を求めてくることがある。それが「次世代応援企画break a leg」だ。このアイホールの愛にあふれた挑発に乗らずして何に乗るのか!? こんな太っ腹、関西ではもう殆どないぞ!
益山貴司(劇作家・演出家・俳優)
2005年大阪で結成。様々な方法論を駆使し、世界に埋没している「物語」を発掘するフリースタイル演劇集団。演劇のダイナミズムに寄り添いながら、夢や恐怖をモチーフに奔放に広がる幻視的イメージを自由自在に舞台に紡ぎ上げる。2014年、東京に拠点を移し活動を継続中。
オイスターズ『日本語私辞典』
2013.7.5fri〜7sun
十年も前です、毎年アイホールに来てたのは。北村想さんの劇団プロジェクト・ナビがまだあった頃、劇団に入りたての僕は初めて他県に行って芝居をするのでわくわくしていました。それから今になって、まさかここで自分の作品を上演出来るなんて、しかもゲストには深津さんまで来て頂いて…。想い出深い劇場です。
平塚直隆(劇作家・演出家)
愛知を拠点に、2008年から現在名で活動。「過剰なまでに会話劇」をテーマとして掲げる。ライトでドライな会話のなかで、不条理な状況に追いつめられていく人間をナンセンスに描くことを得意とする。近年は、積極的に全国ツアーを行い、活動の場を広げている。
コトリ会議『はなの台ふき』『おなかごしのリリ』
2014.5.30fri〜6.1sun
駅のすぐそば。でんと構えた建物。その中にある、真四角に計算された大きな遊び場。演劇って観る事ももちろんワクワクするけれど、でも本当のワクワクは演劇を仕掛ける側。本番始まるずっと前。何もない真四角の中、お客さんの驚く顔を思案する静かな時間。アイホールは高い! 広い! 隣の公園ではしゃぐ子供たちには秘密。ヨダレが出るほど、羨ましい。
山本正典(劇作家・演出家・俳優)
2007年結成。大阪を拠点に活動。ふつうの人々の生活を、軽妙な会話で丁寧に描くことを得意とする。素朴さを装いながらも、人の心にすくう"嫌らしさ"を、寓話的な表現を織り交ぜて立ち上げていく。また、個性豊かな役者集団としても認知されつつある。
FUKAIPRODUCE羽衣『耳のトンネル』
2014.6.7sat〜8sun
アイホールは駅から見える。それってすごいことだ。駅はそこに住んでいる人がみんな使う、生活のそばに劇場がある。劇場前の広場では子供が遊び、高校生らしき男女がダンスの練習をしてた。あたしはアイホールに行くまでに子供になり、女子高生になり、そうして三十代後半の女になって、舞台に立った。とても楽しい感覚だった。
深井順子(俳優・プロデューサー)
2004年設立。東京を拠点に活動。糸井幸之介が生み出す唯一無二の"妙―ジカル"を上演するための団体。妖艶かつ混沌とした詩的作品世界、韻を踏んだ歌詞と耳に残るメロディで高い評価を得るオリジナル楽曲、圧倒的熱量を持って放射される演者のパフォーマンスが特徴。